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業界情報

2022-09-29

ドラッグストア業界の今後はどうなる?2022年8月開催「JAPANドラッグストアショー」から見る最新の動向とは<登録販売者向け>

メディカルリソース

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ドラッグストア業界の今後はどうなる?2022年8月開催「JAPANドラッグストアショー」から見る最新の動向とは<登録販売者向け>

高齢化に伴う医療費増大への対策としてセルフメディケーションが推進され、ドラッグストア業界には大きな変化が見られています。今回はそんな業界のトレンドを、3年ぶりにリアル開催された「第22回JAPANドラッグストアショー」で徹底リサーチ!登録販売者の業務に明日から活かせるポイントをピックアップしてお届けします!

目次

  1. JAPANドラッグストアショーとは?
  2. ドラッグストアショーを現地レポート!出展企業に見る2022年のキーワードとは?
  3. 大きく変わる業界のトレンドをキャッチする機会に

あなたの条件にぴったりの職場をお探しします

 

 

JAPANドラッグストアショーとは?

JAPANドラッグストアショーとは?

「JAPANドラッグストアショー」は、ドラッグストアやセルフメディケーションに関わる商品や情報、システムなどが集結するアジア圏最大規模の展示会です。

同時に、講演やステージも開催されます。

国内のドラッグストアチェーンが組織する一般社団法人日本チェーンドラッグストア協会(以下:JACDS)が主催しており、一般の参加者は入場無料。

こちらでの体験を通じて、業界の最新トレンドをキャッチアップできます

今回は全体の傾向から、登録販売者の働き方にも関わる動向や展望ついても解説していきます。

 

いつ?どこで?イベントの概要

第22回目のJAPANドラッグストアショーは、以下の日時や場所で開催されました。

【イベント概要】
会期:2022年8月19日(金)・20日(土)・21日(日)※3日間
会場:東京ビックサイト(東展示棟3・4・5・6ホール)
規模:400社・1,159小間
来場者数:46,324人

コロナ禍のため前々回は中止、前回はオンラインのみとなっていましたが、今回は3年ぶりにリアル開催され、オンラインとのハイブリッドで展開されました

 

ドラッグストアショーでできること

ドラッグストアショーでできること

ドラッグストアショーに参加すると、主に次のようなことができます。

(1)400社の出展ブースに足を運び、商品や取り組みに関する最新情報が知れる
(2)講演、セミナーで興味のある分野について知識をアップデートできる
(3)芸能人やインフルエンサーも出演するステージが観れる
(4)展示で業界や法制度の動向などについて学べる
(5)出展ブースをめぐって商品のサンプルがもらえる

 

登録販売者の方が商品理解を深めるのに、うってつけのイベントだと言えるでしょう。

 

 

ドラッグストアショーを現地レポート!出展企業に見る2022年のキーワードとは?

今回のドラッグストアショーは、下記のテーマに沿って開催されました。

ドラッグストアが目指す、持続可能な地域と街づくり
~一人ひとりのセルフメディケーションから~

「持続可能」というキーワードからは、店舗としての付加価値を高めつつ、地域貢献や環境への配慮が求められていることがわかります。

では、実際の出展ブースや展示などを基に4つの主なトレンドを見ていきましょう。

 

<1>メンズビューティの市場が急拡大!接客に活かせるポイントとは?

【POINT】
・コロナ禍でスキンケアを意識する男性が増加、女性の受容も伸長
・大手メーカーも続々とメンズビューティ市場に参入している
・ドラッグストアのプライベートブランドからも男女両用のスキンケア商品が登場

 

今回、会場内には「ライフスタイルソリューション2022 メンズビューティエリア」が登場。

男性向けのスキンケアやコスメを扱う企業の出展ブースや展示も見られました。

現在、大手化粧品メーカーもぞくぞくと男性向けの新商品を展開しており、メンズビューティは市場の急成長が見られる注目の分野だと言えます。

特別企画として展示されていた「@cosme」と「メンズメイク研究所」が美容感度が高い男性ユーザーに対して実施したアンケート結果では、まさにその傾向が見てとれます。

・約4割の男性がコロナ禍で美容への意識が変化した
・約7割の男性がメイクを身だしなみの一つだと考えている
・約6割の男性が1か月に1回以上化粧品を購入している
・女性の9割以上が男性のスキンケアを、約7割が男性のメイクを受容している
・女性の約6割がドラッグストアの化粧品売り場にいる男性客を受容

▲メンズビューティ市場アンケート結果より(一部抜粋)

 

会場内にはメンズビューティ商品の展示コーナーが登場し、下記のようなさまざまなジャンルの男性用商品が見られました。

・スキンケア(メイク落とし・化粧水・乳液・美容液・日焼け止めなど)
・ファンデーション、BBクリーム
・ヘアケア、口臭ケア、デリケートゾーンケア

 

会場の一角に設置されたメンズビューティ商品の展示コーナー
▲会場の一角に設置されたメンズビューティ商品の展示コーナー

さらに出展ブースでは、AIによる肌分析を行い、肌質や状態に合った商品をおすすめしてくれる企業も。

「毛穴」「シミ」「水分量」など10項目で肌を分析
▲「毛穴」「シミ」「水分量」など10項目で肌を分析(取材協力:株式会社マンダム)

1本で化粧水・乳液・美容液の3役を果たしてくれるオールインワンのすぐれもの
▲1本で化粧水・乳液・美容液の3役を果たしてくれるオールインワンのすぐれもの(取材協力:同上)

 

会場内では、スギ薬局のプライベートブランドで2022年4月に発売となったジェンダーレスのスキンケア商品も紹介されていました。

比較的皮脂が多く、角質が厚い傾向にある男性用に女性向けのラインよりもさっぱりとした仕上がりになるよう設計されているそうです。

男女ともに使えるスキンケア商品がスギ薬局のプライベートブランド(PB)から登場
▲男女ともに使えるスキンケア商品がスギ薬局のプライベートブランド(PB)から登場(取材協力:株式会社スギ薬局)

 

また、会場内のステージでは、男性の美と健康を表彰する「第2回Men’s Beauty アワード」も開催されました。

受賞したのは、カヌー競技のオリンピックメダリスト羽根田卓也さんや、俳優の三浦獠太さん、落語家の林家木久扇さん、モデル・Tik Tokerの百瀬拓実さんなどが各部門で受賞を果たしています。

「第2回Men’s Beauty アワード」授賞式の様子
▲「第2回Men’s Beauty アワード」授賞式の様子

 

このように、今後もメンズビューティ分野は盛り上がり、より一般的なものとなっていくことが予想されるでしょう。

 

<2>「SDGs」って何?ドラッグストア業界への影響は?

【POINT】
・SDGsは企業にとって「取り組むことが当たり前」のものに
・原材料、パッケージ、包装などが環境に良い素材になり、素材の循環も促されている
・ドラッグストアでもSDGsに関連する取り組みを強化

 

今回、メンズビューティと並んで注目を集めたキーワードが「SDGs」です。

SDGsについて、外務省のホームページでは下記のように説明されています。

持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)とは、2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として、2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず、先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり、日本としても積極的に取り組んでいます。

出典:外務省『SDGsとは?』

上記の「17のゴール」としては、貧困の解消や健康と福祉、ジェンダーレス、環境、資源リサイクルなどに関する内容が示されており、JACDSでもプラスチックの削減や食品ロス削減、空き容器の回収・再生などに取り組んでいます。

今回の出展や展示では、多くの企業がSDGsを「取り組むべきもの」として既存の商品に取り入れていることがわかりました。

プラスチックフィルムを廃止するなど、サステナブルな紙のパッケージを採用したネピecoシリーズを展示
▲プラスチックフィルムを廃止するなど、サステナブルな紙のパッケージを採用したネピecoシリーズを展示(取材協力:王子ネピア株式会社)

プラスチックの使用量削減、ボトルtoボトル(ペットボトルのゴミをまたペットボトルにして循環させる)、環境に良い容器設計を出展ブース内で紹介
▲プラスチックの使用量削減、ボトルtoボトル(ペットボトルのゴミをまたペットボトルにして循環させる)、環境に良い容器設計を出展ブース内で紹介(取材協力:アサヒ飲料株式会社)

 

また天然由来の原材料やエコ素材のパッケージを使用したコスメ商品なども登場。

「人にも環境にも良い」というのが、当たり前になっていく未来が見えてきています

SDGsを意識した、ちふれグループの「ジャパン・オーガニック」が展開するナチュラルコスメの展示
▲SDGsを意識した、ちふれグループの「ジャパン・オーガニック」が展開するナチュラルコスメの展示(取材協力:ちふれホールディングス株式会社)

 

今後もこのSDGsに取り組む動きは勢いを増していくでしょう。

 

<3>「食と健康」が今後の重要なキーワードに!

【POINT】
・会場内には健康寿命延伸をサポートする食品が多数ラインアップ
・女性特有の悩み解消のためのフェムテック・フェムケア商品が多く見られた
・健康食品市場の拡大に伴い、陳列方法も見直されている

 

前述の通り、健康寿命延伸のためのヘルスケア政策が今まさに推し進められています。

イベントでは、ドラッグストア業界でもその動きに対応すべく、セルフメディケーションや「食と健康」分野の推進に力を入れている傾向が見られました。

ベビーからシニア、ヘルスケア、食品菓子、フリーズドライまで幅広い商品が並ぶ
▲ベビーからシニア、ヘルスケア、食品菓子、フリーズドライまで幅広い商品が並ぶ(取材協力:アサヒグループ食品株式会社)

サンプルもいただける。「免疫」の維持などに関する表示は増えており、コロナ禍でニーズの高まりが見られた
▲サンプルもいただける。「免疫」の維持などに関する表示は増えており、コロナ禍でニーズの高まりが見られた(取材協力:キリンホールディングス株式会社)

 

そして今回、健康寿命延伸に寄与しドラッグストアで売れる・売るべきと判断された商品を表彰する「食と健康アワード2022」が実施され、JACDS会長をはじめとする選考委員によってカモ井食品工業株式会社の「まるでタン塩」が大賞に。

タイトル 部門 受賞商品 企業
大賞 健康食品・一般食品部門 まるでタン塩 カモ井食品工業(株)
準大賞 保健機能食品部門 ココラクト (株)雄飛堂
健康食品・一般食品部門 糖質をおさえたようかん (株)榮太樓總本鋪
素材・成分部門 乳酸菌UREX 帝人(株)
特別賞
(一社)日本チェーンドラッグストア協会 会長賞 保健機能食品部門 血圧サポート (株)ファンケル
(一財)日本ヘルスケア協会 会長賞 保健機能食品部門 にゅ~みん カルビー(株)
JAPANドラッグストアショー 実行委員長賞 健康食品・一般食品部門 ダイエットサポートチップス 濃厚コンソメ RIZAP(株)

 

素材を変えても味に妥協せずヘルシーにいただける健康食品や、気軽に取り入れて健康問題を解消できる保健機能食品などが選ばれました。

 

大賞は食物繊維も含む大豆のタンパク質を焼肉感覚で食べられる「まるでタン塩」
▲大賞は食物繊維も含む大豆のタンパク質を焼肉感覚で食べられる「まるでタン塩」

特別賞となった睡眠サポートの保健機能食品「にゅ~みん」
▲特別賞となった睡眠サポートの保健機能食品「にゅ~みん」(取材協力:カルビー株式会社)

 

また新しい傾向として、会場には「FemTech(フェムテック)」や「Femcare(フェムケア)」に関わる商品が多く並びました。

フェムテックは女性特有の健康課題(月経・PMS・不妊治療など)に関わるテクノロジーを指し、フェムケアは「Feminine(女性の)」と「ケア(Care)」をかけあわせた言葉で女性の体や健康をケアする製品・サービスを指します。

女性特有の悩みを意識的に改善する意向は、徐々に高まってきているようです。

2022年9月に発売となった新ブランドの商品も一足早くお目見え
▲2022年9月に発売となった新ブランドの商品も一足早くお目見え(取材協力:株式会社明治)

 

また、2022年3月~6月にドラッグストアで実施された「食と健康 実証実験結果」についての発表も行われました。

これは、JACDSの『食と健康販売マニュアル』に基づいて、消費者庁に確認のうえパッケージ化した表示物を陳列に使用し、消費者の購買活動の変化やカウンセリング手法を検証するものです。

機能性を示すピクトグラムも活用した表示物
▲機能性を示すピクトグラムも活用した表示物(トップボード・帯POP・区分表示・訴求POPなど)を掲示

 

結果としては、この新表示による売り場づくりでは、お客さまの立ち寄りを高めることが実証され、実験テーマにより販売にもつながることがわかりました。

今回の結果をふまえて、ドラッグストアの売り場作りがどう変わっていくのかが今後の注目されるところでしょう

実際、株式会社矢野経済研究所の調査でも国内の健康食品市場は拡大しており、2022年度には9,000億円を突破すると予想されています。

機能性表示食品についても、前年より大きく成長し、2021年度で3,278億円の市場規模が見込まれている状況でした。

これからニーズが拡大するなかで、登録販売者の健康食品への理解はますます求められていくと考えられるでしょう。

 

▼関連記事
<登録販売者向け>ドラッグストアで健康食品をお求めのお客さまへの対応

 

<4>ドラッグストアショーで展開された『受診勧奨ガイドライン』とは?

セルフメディケーションの推進によって、登録販売者の役割や働き方にも変化が現れています。

その一つに、お客さまの不調から重大な疾患(レッドフラッグ)の可能性に気づき、適切な受診勧奨による早期発見を促し、病気の重症化を防ぐことがあります。

その実現のため、JACDSは2022年8月1日に『受診勧奨ガイドライン』を制定。

受診勧奨に関わる実証実験結果や具体的なレッドフラッグのサイン、症状別の受診勧奨の方法について解説しています。

登録販売者は、「街の健康ハブステーション」として全国に2万店以上あるドラッグストアからOTCによる健康サポートを行いつつ、必要に応じてお客さまへ医療機関の受診をおすすめすることが求められています。

登録販売者の方は、一度目を通しておきましょう。

 

オンライン展では知りたかった業界の情報が盛りだくさん

今回、リアル開催とあわせて現地に行くのが難しい人のために、「JAPANドラッグストアショーオンライン」が同時開催されました。

そのなかでは、現地で開催されたステージやセミナーが閲覧できるようになっており、一定期間はアーカイブの配信もされていました。

【セミナー・イベントの例】
・「セルフメディケーション推進と今後のドラッグストア・医薬品登録販売者の役割」 ~ドラッグストアの役割と受診勧奨の課題と今後~
・第17回セルフメディケーションアワード
・薬物乱用防止教室 など

 

さらに各出展社のページも用意され、新商品情報などについて知れるようになっていました。

まさにコロナ時代の展示会と言えるでしょう。

 

 

大きく変わる業界のトレンドをキャッチする機会に

大きく変わる業界のトレンドをキャッチする機会に

国内の高齢化やコロナ禍などに伴い、人々の生活に直結するドラッグストアの担う役割は大きく変化しています。

JACDSは「街の健康ハブステーション」構想を掲げ、ドラッグストアをどんな相談にも対応し、専門機関と連携できる地域健康のプラットフォームにすることを目指しています。

そこで働く登録販売者も、生活者を取り巻く環境や意識の変化に敏感になり、実際の声や販売状況を考慮しつつ、指導や売り場作りに反映していくことが必要でしょう。

JAPANドラッグストアショーは、こうしたニーズを知る良い機会になります。

来年も同時期での開催が予定されているので、うまく活用して業界動向・展望をキャッチし、自身のキャリアアップやスキルアップに役立てると良いでしょう。

 

 

 

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