「すべては『お客様』のために」を社員全員で実現している会社。従業員ごとのライフスタイルに合わせた働き方を提案しています

　

レデイ薬局は、中国・四国地方で展開している地域に根付いたドラッグストアです。1968年の設立当初から現在に至るまで、どうしたらよりお客さまの役に立てるのかを考え、社員の教育やイベントに力を入れています。今回は、地域のお客さまに寄り添った店舗運営の工夫や採用方針など、幅広くお話を伺いました。（2023年３月）

今回インタビューをお引き受けいただいたのは・・・

管理本部　採用・教育部　Oさん
くすりのレデイ松前店　店長　Mさん

株式会社ツルハホールディングスのグループ企業である株式会社レデイ薬局は、本社を愛媛県松山市に構えるドラッグストアチェーンで、中国・四国地方を中心に240店舗以上（※）を展開しています。

どの店舗でもお客さまとの会話を大切にしており、従業員から「何かお困りですか？」とお客さまにお声掛けする機会が多く、お客さまと近い距離間で接客することができるそうです。

今回は、新卒入社後、店長経験を経て採用を担当されているOさん、松前店で店長を務めるMさんにお話を伺いました。（※2023年３月）

働く方々の人間性に惹かれて入社を決意

―まずは、採用担当のOさんから自己紹介をお願いします。

［採用担当 Oさん］
採用担当のOです。新卒で入社し、入社４年目で店長に昇格、その後愛媛県と広島県の店舗で約５年半店長を経験しました。

さらに、労働組合の活動に携わったり、本社での勤務を経て、再び店長として店舗勤務、スーパーバイザーとして広島県にある10店舗程度のマネジメント業務をしていました。そして現在は採用担当を務めています。

現在のメインの業務は、総合職の新卒採用、中途採用、そしてパート、アルバイトの採用を行っています。

―さまざまな業務をご経験されているんですね。次に松前店店長のMさん、お願いします。

[松前店/店長 Mさん]
現在、松前店で店長に従事しています。
私は1996年に入社し、今年で27年目です。26歳のときに店長になり、愛媛県で４年、香川県で４年、徳島県で７年、高知県で５年を過ごしました。転勤で四国を１周し、現在は愛媛県に戻っています。
高知県の配属だった頃は、スーパーバイザーを４年やっていました。その後、店長をやりたいという気持ちが強かったため店長に戻り、現在は店舗運営に取り組んでいます。

―お二人の入社理由について教えていただけますか。

[採用担当 Oさん]
学生の頃に運動が好きだったので、デスクワークよりも体を動かせる仕事に就きたいと考え、小売業の選考を受けていました。レデイ薬局の選考を経て内定を貰ったあとに、当時の副社長と面談の機会があり、会社の良いところだけでなく、覚悟しなければいけない部分についても裏表なく正直に伝えてくださいました。
人の在り方は大事だと考えていたので、面談を通して副社長のような人がいる会社なら気持ちよく仕事ができると感じ、入社を決めました。

―人間性に魅力を感じたわけですね。Mさんはいかがですか。

[松前店/店長 Mさん]
元々ドラッグストア業界に入った理由は、学生時代によく近所のドラッグストアに行っていたことにあります。当時、運動部に入っていた私は、その店舗の薬剤師の方に薬や湿布、ドリンクについてよく質問をしていたんです。その方がいつも丁寧に教えてくれる姿に感銘を受けて、自分自身も薬を扱いながらお客さまと接する働き方がしたいと思うようになりました。レデイ薬局ならこうした想いを実現できると感じ、入社を決めました。

風通しの良い職場環境がお客さまに寄り添うためのポイント

―御社の特徴を教えてください。

[採用担当 Oさん]
レデイ薬局は、現在、従業員数が3,598名、そのうち正社員数が959名の企業です。中国・四国地方を中心に240店舗以上のドラッグストアを展開しています。（※）

特徴は、地域に根付いたイベントや活動を行っている点です。たとえば、オフラインで健康相談会の開催や健康フェスタというイベントを開催しつつ、オンラインではYouTubeで「健康レデイちゃんねる」というチャンネルを通して「健康」をテーマにした動画コンテンツの配信を、また、アプリでも健康情報を配信しています。

これは、店舗に足を運んでくださる方にだけ健康情報を提供するという受け身な姿勢ではなく、地域のすべての方に健康情報を発信したい、当社からお客さまに積極的に健康情報をお届けしたいと考えているためです。
（※2023年３月）

―すばらしい取り組みですね。実際の店舗の雰囲気についても教えていただけますか。

[松前店/店長 Mさん]
松前店は、ポジティブな従業員が多いです。普段は分業制ですが、おすすめ商品の販売に注力するキャンペーンの期間が始まると「みんなでがんばろう！売り上げ１位を目指そう！」と、店舗全体で一丸となって取り組んでいます。

実際に松前店は、今まで何度も１位をいただきました。また、店長と従業員の間でよく意見交換をしており、風通しはとても良いです。現場をよく知っているメンバーから意見を言ってもらえるのはありがたいですね。そこが、うちの持ち味だと思います。

―店舗によって雰囲気は異なりますか。

[松前店/店長 Mさん]
店長の方針によって、店舗の雰囲気は変わります。エンドの商品の並べ方も店舗ごとに違っていて、オリジナリティが出ているので実際に店舗で見てもらえればと思います。

また、従業員の中にもトレンドに詳しい人や、消費者目線で他店の商品陳列や価格設定、新商品などをチェックしている人などがいて、見せ方を提案してくれるので、頼らせてもらっていますね。

（左）エンド、（右）化粧品売り場

―お互いに意見が出しやすい環境ができているのは良いですね。

店長が売り場を担当して商品の動きをチェックすることも

―Mさんの１日の業務内容を教えてください。

[松前店/店長 Mさん]
松前店の営業時間は9時～21時で、私は基本的に遅番勤務をしています。出勤後は全員にあいさつし、メールチェック、店内のBGMのチェック、翌日以降のスケジュール確認をします。１日の中ではレジに入っている時間も多いので、レジを対応しつつ、キャンペーンや棚替えの進捗確認、各売り場の売れ行きチェック、従業員の管理なども並行して行っています。

また、自分の担当の売り場をもっているので、売り場の管理なども対応しています。

―店長であるＭさんも売り場の担当をもっているのですね。

[松前店/店長 Mさん]
売り場の担当は、自主的にやっています。マネジメントをしつつ自分も売り場をもつことで、商品の動きをチェックしたり、従業員と話したりするきっかけになりますね。

店長は売り場全体を見る必要がありますが、視野が広がりすぎると、売り場単位の値段の確認や新商品の入れ替えなど細かい部分が見えなくなってしまいます。なので、自分自身も売り場を担当することで見えることもたくさんあるというわけです。

―大切なことですね。では次に、Oさんの１日の業務内容を教えてください。

[採用担当 Oさん]
私の勤務時間は９時～18時です。本社の全体朝礼、部署朝礼に始まり、店舗からメールで届く問い合わせの対応、取引先との打ち合わせ、新卒採用と中途採用の書類チェックがあります。昼頃から夕方にかけてはオンラインでの採用面接が続くことが多いです。その後は事務作業を行っていますね。

―店舗からはどのような問い合わせが来るのでしょうか。

[採用担当 Oさん]
新たな社員の採用や、障がい者雇用に関する相談などですね。こういった悩みに関しては、店舗が困らないよう、迅速に対応するよう心掛けています。

従業員のライフスタイルに合わせた３つの働き方がある

―御社の福利厚生や研修制度についても教えていただけますか。

[採用担当 Oさん]
レデイ薬局では、従業員それぞれのライフスタイルに合わせた働き方を提案しています。たとえば総合職では、「ナショナル社員」「リージョナル社員」「エリア社員」の３つの働き方があります。

ナショナル社員は、県をまたいでの異動がありますが、ゆくゆくは本社で働きたいなど、積極的にキャリアアップを目指す方向けになります。

リージョナル社員は、勤務する県を指定できます。県内での異動があり、ご自宅から通えない店舗への配属となった場合は借上げ社宅制度（※）を利用することもできるようになっています。
（※借上げ社宅制度適用には条件がございます。）

エリア社員は、転居を伴わない範囲で異動のある働き方になります。持ち家のある方や通院、家族の介護など、プライベートも考慮しながら働くことを希望する方向けです。

―働き方が3つから選べるのはありがたいですね。続いて、社員さんの研修制度はどのようになっているのでしょうか。

[採用担当 Oさん]
「新入社員研修」「１年目のフォローアップ研修」「２年目研修」「店長候補向けの研修」「店長研修」「スーパーバイザー研修」など、キャリアに合わせて受けられるさまざまな研修を実施しています。また、中途入社者向けの研修も行っています。

―では、店舗での知識の習得や研修制度についてはいかがでしょうか。

[松前店/店長 Mさん]
登録販売者は薬の知識をアップデートし続ける必要があるため、常に勉強が必要です。そのため、お客さまからどんな質問をされても答えられるように、新しい薬が出たら、必ず従業員全体で共有して、販売する薬について学んでから販売を行う仕組みにしています。たとえば、花粉症のシーズン前には従業員とアレルギー薬の勉強会を実施するなどです。

新人の場合は、薬の取り扱いなどに対する知識はあっても「接客スキル」がない人が多い印象です。「何をお探しですか？」といった一言がなかなか言えないんですよね。これを改善するために、初めは接客に慣れることを目的として、従業員同士でのロールプレイングをしています。社員だけでなく、一般のお客さまに近い主婦層のパート社員にも練習相手をしてもらい、より実践に近い経験を積んでいます。

（左）：相談コーナー、（右）医薬品売り場

キャリアップ後に改めて思う「店長の魅力」とは

―お二人の今後のキャリアプランを教えてください。

[松前店/店長 Mさん]
これからも店長として働きたいと思っています。スーパーバイザーを経験してみて、私は店長としての働き方が好きだと感じました。今後は若い社員の研修や教育をしながら、マネジメントを通してさらにレデイ薬局らしい店舗づくりを追求していきたいと思っています。

[採用担当 Oさん]
私もまた店長ができたらと考えています。採用担当としてたくさんの求職者の方の意見や要望を聞く中で、それが実現できるような店舗運営をしたいと思うようになりました。店長によって店舗の雰囲気は大きく変わるので、店長になって従業員がさらにいきいきと働けるような店舗を作りたいです。

―ありがとうございます。実際にお二人のように店長を希望される方は多いのでしょうか。

[採用担当 Oさん]
店長は業務の幅が広く責任も伴うため、若手の中にはプレッシャーに感じる社員もいると思います。でも、一度店長を経験すると、その面白さがわかると思います。店長を経験したあとに、スーパーバイザーや本社で別の業務に就くと視野が広がり、再び店長として現場に戻ることを希望している社員も多い印象です。

―店長になりたい場合など、キャリアの希望を出すことは可能なのでしょうか。

[採用担当 Oさん]
はい。年に１回、自己申告票を提出してキャリアの希望を伝えるタイミングがあります。あとは上長に相談する形で伝えることも可能です。

時代の変化を恐れず、柔軟に対応できる最高のチームのような会社でありたい

―会社を一言で表すなら、どんな言葉だと思いますか。

[松前店/店長 Mさん]
「変化に強い会社」ですね。売り場やシステムも最先端を取り入れており、常に新しい分野に躊躇なく取り組んでいる会社だと強く感じています。実際に、月間マーチャンダイジングの調査結果で、デジタルツールの活用がドラッグストア業界１位でした。

―では、御社ではどのような登録販売者が今後必要だとお考えですか。

[採用担当 Oさん]
登録販売者に限らず、「すべては『お客様』のために」と考えて動ける方ですね。 レデイ薬局は地域の方に頼りにされる店舗を目指しているので、そういった思いをもった方に来ていただきたいと思います。また、チームで働くので協調性があることに加え、「助けてもらったら感謝を伝えられる」「ミスをしたらきちんと謝れる」、そんな素直な方をお待ちしています。

お客さまと近い距離で、接客スキルを高めることができる職場

―最後に御社への入社を考えている方にメッセージをお願いします

[採用担当 Oさん]
レデイ薬局は、お客さまと近い距離で、地域に根付いた仕事ができる会社です。そこに喜びを感じる方にご応募いただきたいですね。レデイ薬局はほかのドラッグストアよりもコミュニケーションを大事にしていて、お客さまと会話する機会が多いので、入社後に接客力や人間性を磨いて成長できる環境があると思います。

実際に、従業員から「お客さまに”○○さんありがとう”と、名前を呼んで感謝の言葉をいただいたのが嬉しかった」というエピソードを聞きました。接客を通してやりがいを感じている従業員が多く、成長に繋がる良いサイクルになっていると思います。

また、当たり前の環境が当たり前に整っている点も魅力です。たとえば、お休みなどはしっかりと取れるので、安心して働くことができますよ。ぜひ、地域のお客さまに頼ってもらえるようにがんばっていきましょう。

[松前店/店長 Mさん]
小売業は、人と接することが多い業種です。その中で「良いもの」の魅力を人に伝えるのが好きな方に合う業界だと思います。医薬品でも、化粧品でも、雑貨でも、それぞれの商品に異なる良いところがたくさんあります。そんな商品がもつ良いところを、ぜひレデイ薬局の店舗で一緒に伝えていきましょう。

レデイ薬局へのご入社をお待ちしております。

くすりのレデイ松前店（取材店舗）

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