株式会社ウェルパーク
真面目で優しい人が多い会社。スタッフ一人ひとりの声をくみ取り、従業員の働きやすい環境づくりに力を入れています。
社名の通り、「気分のよい広場」を目指すウェルパーク。それはお客さまにだけでなく、共に働く従業員に対しても同様で、「人を大切にする社風」が伝わるインタビューとなりました。(2020年10月)
今回インタビューをお引き受けいただいたのは・・・
人事部 部長 Nさん
フレスポひばりが丘店店長 兼 小平花小金井店店長 Kさん
ウ ェルパークは「健康で豊かな毎日のお役立ち」をコーポレートスローガンに掲げ、首都圏を中心に138店舗(※)を展開するドラッグストアチェーン。店舗は都心から郊外まで幅広くカバーしており、その土地で働く方や地域住民の生活を支えています。接客に力を入れ、お客さま一人ひとりとの対話を重要視しているのが特徴です。
今回は、フレスポひばりが丘店、小平花小金井店と2店舗の店長を務めるKさんと、人事部長のNさんに、ウェルパークでの仕事について伺いました。
(※2020年8月現在)
「人を大切にしている会社」と感じ入社を決めた
― お二人の自己紹介を、まずはKさんからお願いします。
[Kさん]
2014年に入社し、入って2ヶ月は練馬春日町駅前店に、その後の3年間は練馬南大泉店に勤務しました。どちらも売上の高い店舗で、練馬南大泉店では副店長を経験しました。2年前から店長を務めています。
前職では百貨店で働いていましたが、大学時代に生活習慣病などの研究をしており、体の仕組みや健康に興味があったので、ドラッグストアへの転職を決めました。
なかでもウェルパークは、お客さんとして他のドラッグストアよりもよく足を運んでいました。店員さんがフレンドリーでアットホームだったんです。それで会社に興味を持ち、調べていくうちに「人を大切にしている」と感じ、入社を決めました。
― 前職では違う業界で働かれていたのですね。登録販売者資格は、入社後に取得されたのでしょうか?
[Kさん]
はい、入社後に取得しました。会社で資格取得サポートを行っているので、会社が用意してくれる研修を受けましたね。
[Nさん]
Kさんが入社した2014年当時は社員が資格取得希望者へ講義を行っていましたが、現在は外部企業に依頼してより専門性の高い講義を受けられるようにアップデートしています。
毎年、正社員だけでなく、パートや契約社員などのパートナー社員も対象に資格取得の希望を募っていますね。希望者には5回から6回の講義を受けてもらい、課題を出して学習をフォローしています。
講義は交通費を支給し、すべて出勤扱いです。今年は対面での講義が難しいので、課題の提供などを行いました。ほかには、個人負担になりますがe-leaningも用意しています。
― 続いてNさんの自己紹介をお願いします。
[Nさん]
私は2005年に入社しました。現在は人事部の責任者として、採用、労務、教育、制度、社員のトレーニングなどを担当しています。
前職はスーパーやパンの製造など小売業に関わっていましたが、需要が高く安定しているドラッグストアへの転職を決めました。
― 人事のお仕事は以前からされていたのでしょうか?
[Nさん]
人事部に異動して4年目になりますが、それまでは人事の仕事をしたことはありませんでした。
ウェルパークに入社して店長を経験し、その後数店舗を統括するブロック長の仕事をしているときに、人事部に行くことが決まって。私自身もやってみたいと考えていた部署でしたが、人事部長を拝命され、当時はとても大変でしたね(笑)。
― 未経験の人事部、さらに責任者となるとガラッと環境が変わりそうですね。経験のない部署に異動するケースは多いのでしょうか?
[Nさん]
本社へは、最低でも店長を経験したうえで異動になります。本社の仕事は店舗の後方部隊なので、店舗のことを理解した人間でないと務まらないからです。
また異動については、1年後と3年後に所属したい部署について、年に1回全従業員にアンケートを取っています。最終的には適正とタイミングで判断するので、すべての方が希望通りの部署に行けるわけではありません。
しかし、従業員がどのように将来のキャリアを考えているかは全員分目を通して、人事異動の際はその情報もあわせて検討しています。
従業員が働きやすい環境づくりを、会社全体でいつも考えている
― 続いて会社の紹介をお願いします。
[Nさん]
会社全体、グループ全体で、従業員が働きやすい環境を作ろう、ねぎらいをしようといった考えが浸透している会社です。
たとえば福利厚生のひとつで、ウェルパークの店舗や親会社のいなげやで従業員割引を使える制度は従業員にも喜ばれていますね。
また今年は新型コロナウイルスの影響で、スーパーやドラッグストアの従業員に負荷がかかる場面が多くありました。そこで少しでも従業員の頑張りに応えたいと考え、期間限定で従業員割引率の変更や時給UPなどを行いました。
― 規模の大きいグループにもかかわらず、とてもスピーディーな対応ですね。従業員の皆さんの働き方についてはいかがでしょうか?
[Nさん]
私がウェルパークに入社してまず感じたのは、こんなに人を大切にする企業もなかなかないということでした。
入社した2005年はまだ、小売業は全体的に拘束時間が長い、サービス残業が多いなどの傾向が高かったです。そのなかでウェルパークは、長時間労働をよしとしない雰囲気が当時からありました。
私が店長をしていたときも、従業員へ「だらだらと12時間働くのではなく、8時間で仕事を終えて早く帰りましょう。そのかわり決められた勤務時間中はしっかり効率よく働きましょう」と指示していました。
結果的にはそういった取り組みが正しいと会社にも判断してもらえたので、当時から今まで会社として進んでいる方向性は間違っていなかったと思っています。
― まだ「働き方改革」という言葉が浸透していない時代から、会社全体にその雰囲気があったのですね。女性活躍にも力を入れていると伺いましたがいかがでしょうか?
[Nさん]
とくに調剤薬局は薬剤師の女性が多い職場ですが、当社では薬剤師さんが結婚や出産を機に退職するといったケースはほとんどないですね。産休に入るタイミングで退職しなければならない雰囲気になったと話す求職者の方も見受けられますが、ウェルパークはそれを強いることはありません。
また、時短勤務の従業員には、子育てしやすいようなるべく保育園や自宅に近い場所に配属するなど、働きやすい環境を作ることができるよう会社側でフォローを続けています。
以前、同時期に店長になった女性従業員が3名いたのですが、皆さん元パート従業員で、お子さんが中高生になって少し育児が落ち着いたタイミングで店長へ昇格しました。
ドラッグストアに来店されるお客さまは40代から50代くらいの女性が多いので、そのくらいの年代の女性従業員にも活躍してほしいという思いがありますね。
― 働いている皆さんの雰囲気はいかがでしょうか?
[Kさん]
店舗によって雰囲気は異なりますが、共通しているのはお店を「もっと良くしたい」と考えている人が多い点ですね。
パート従業員も社員も、お互いに積極的にコミュニケーションを取って店舗の雰囲気を明るくしようと意識しているのを感じます。役職や雇用形態に関係なく、自分の意見を言いやすい雰囲気はあると思いますね。
[Nさん]
ウェルパーク全体では、真面目で優しい人が多い印象で、自分の意見を押し通すような方はほとんどいないです。登録販売者の外部研修などで、講師の先生からも同じことをよく言われますね。
― 今後の店舗運営でどのようなところを強化する予定でしょうか。
[Nさん]
今後は店舗の標準化に力を入れていきます。チェーンストアは、100店舗くらいまでは店舗ごとの独自性があっても問題ないんですね。しかし100店舗を超えると本社で一括管理が難しくなってきます。
ウェルパークも130を超える店舗数になっているので、お客さまがどの店舗でも一定レベルのサービスを受けられるよう整備していくことが求められます。
店舗ごとに独自性があったほうが面白いと感じる方もいるかもしれません。しかし会社が大きくなってきて従業員も増えるなかで、全員に安定した生活や豊かな生活を送ってもらうためには、会社はしっかり収益を得ていかねばならないのです。
ここで良い店舗と悪い店舗が混在しているようでは、最終的に従業員の将来が不安定になってしまうので、早急に店舗の標準化は進めていくつもりです。
日々の業務のなかで、お客さまとの対話時間を作れるよう意識している
― 店長の仕事について伺います。Kさんの1日の流れを教えてください。
[Kさん]
出勤したらまずは開店準備です。レジのセットや店頭の売り場準備、お客さまをお迎えする準備をします。開店後は荷物の納品や荷出し、前進作業などを行い、午前中のうちに再度売り場を綺麗にリセットするように心がけていますね。
また、午後はフリーの時間を作りお客さまと対話することを目指しています。そのため午前中に荷出しや売り場づくりを終えて、午後は接客や事務作業に時間を使えるように意識していますね。
お客様が商品を見つけやすい、きれいな陳列が印象的な店内
― 接客に力を入れているということですが、スタッフさんからお客さまへお声がけする場面は多いのでしょうか?
[Kさん]
今は新型コロナウイルスの影響で積極的な接客が難しい状況ではありますが、それまではこちらからお声がけする機会も多かったです。
たとえばお客さまが見られている商品と店舗の推奨販売品が関連していたらおすすめすることも。決して売りつけるわけではなく、お客さまの状況や考えを見極めたうえでおすすめできる商品が推奨販売品だったら良いねという気持ちでお声がけしています。
― 入社後のキャリアパスとして、まず店長を目標にする方が多いと思いますが、店長になるためにはどのような経験が必要なのでしょうか?
[Nさん]
店長になるために受けなければならない研修を用意しています。現場のスタッフや人事から推薦された副店長が集まり、半年程かけて実務の発表を行う形式です。最後は役員の前で発表し、合格した方のみ店長になれる仕組みです。
研修に参加しているスタッフも公表し、合格した方から順に店長になるので、そういう意味では公平性が保たれているのではないでしょうか。スタッフも研修に合格したからと納得して店長になれるので、導入して良かった制度だと感じています。
― Kさんは、今後どのようなキャリアを歩んでいきたいですか?
[Kさん]
お客さまとのふれあいを大切にしたいと考えて転職してきたので、直近では店長やブロック長として現場の経験を積みたいと思っています。その後は本部に行きたいと考えていますが、具体的な希望部署はこれからじっくり考えていきたいですね。
まず今は目の前にいるお客さまを中心に、人とのつながりを大事にしたいなと感じています。
「医療人として地域に貢献する」そんな強い気持ちを持った登録販売者が求められる
― これからどのような登録販売者が求められるとお考えですか?
[Kさん]
お客さまのなかには、病院が嫌いな方や通院するのが億劫な方が多くいます。最近ではコロナ禍で病院に行くのが怖いという声も増えてきました。そのような病院に行きたくない方、病院に行くほどではないけど体調が悪い方の手助けができると良いですね。
持っている知識をフルに使って、店舗にある薬のなかで最大限の提案ができる登録販売者が望まれると思います。
[Nさん]
これまでは登録販売者資格を「第2類・第3類医薬品を販売できる資格」とスキル面に特化して見ていた方が多い印象でした。ただ新型コロナウイルスの拡大で、その見方も変わっていかねばならないと感じています。
これからの時代は、知識やスキルを持っているだけでなく「医療人として地域に貢献するんだ」というマインドをしっかりと持った登録販売者が求められるでしょう。
そのような気持ちで働く方が増えるほど、お客さまもドラッグストアへ相談に行きやすくなりますよね。「医療人」としての自覚を持った登録販売者は、ウェルパークだけでなく社会全体に必要になります。
もちろん会社としても、登録販売者が自信を持って情報発信できるよう教育とサポートをしていく必要があると感じていますね。
― 採用で重視しているポイントを教えてください。
[Nさん]
最も重要視しているのは、主体性があるかどうかです。ウェルパークのいう主体性とは「他責にしない心構え」を意味します。
入社して感じるギャップは誰しも少なからずあります。主体性がないと、自分の思い通りに行かないときそれを同僚や店長、会社のせいにしてしまうんですね。他責になって不平不満を言い合っていては本人も苦しいですし、会社としても活躍させてあげられず、お互い不幸になってしまいます。
一方で、主体性があるとギャップを感じたときに「この環境で自分は何ができるだろう?」と考えて行動できます。もちろん失敗もありますが、そのような方は失敗を糧にどんどん成長していけると思うんです。問題が起きたときに、まず自分に何ができるか考えられる人と一緒に働きたいと思いますね。
― 御社を志望される方は、どのような理由が多いでしょうか?
[Nさん]
ウェルパークは接客を重視している会社なので、接客をしたいといって志望される方が多いです。ただ、もちろん普段の業務は接客だけではないので、面接のときにそのギャップは埋めるように意識しています。
たとえば中途入社の方には、3ヶ月経ったタイミングで入社後のギャップについて必ず聞くのですが、そのときに出てきた意見は次回の面接から求職者の方に説明していますね。
入社後のギャップが大きく、早期退職してしまうのはお互いにとって避けたい状況なので、包み隠さず現状を伝えるようにしています。
― 御社のキャッチフレーズを教えてください。
[Nさん]
「ウェルパーク」を表現する「気分のよい広場」です。社名には、お客さまに気持ちよくお買い物していただくのはもちろんですが、ウェルパークの仲間も気分よく働ける場所を用意するといった思いが込められています。
気分のよい職場と聞くと楽な仕事ができそうとも捉えられますが、「仕事は大変ですよ」とは伝えたいです。ただ、大変な仕事だからこそクリアしたときに自分の成長を肌で感じられます。成長できた、良い経験ができたと感じられる環境は、“気分がよい”ですよね。
[Kさん]
目指している途中ではありますが「優しい雰囲気」を心がけたいと思っています。
先ほどウェルパークには優しい人が多いという話がありましたが、お客さまから見て、誰に相談しても親身になって話を聞いてもらえる店舗が増えたらいいなと。「あの店には優しい雰囲気があって、優しいスタッフがいる」と感じてもらえる場所を目指していきたいですね。
会社概要
事業内容 | ドラッグストアチェーン経営、調剤薬局経営 |
---|---|
設立年月 | 1990年9月17日 |
本社住所 | 〒190-0003 東京都立川市栄町6-1-1 |
店舗数 | 138店舗(2020年8月時点) |
企業の特色 | 地域密着をモットーに、1都3県を中心に展開している企業です。年に数店舗出店しており、順調に成長しています。 店舗に配置する人員が比較的多く、また残業も少ないなどワークライフバランスを重視。無理な異動もありません。 |
募集要項
期間の定め | 無 |
---|---|
試用期間 | 有(3ヶ月)※就業条件、業務内容に変更なし |
業務内容 | レジ業務・OTC販売・品出しほか店舗業務全般 |
勤務時間 | 標準9:00〜22:00(交替制・実働8時間)22時以降の店舗有り ※店舗の営業時間によって異なる ※毎月1日を起算日とする1ヶ月単位の変形労働時間制を採用 |
休憩時間 | 休憩60分/日 |
休日休暇 | 完全週休2日制(祝日を除く/シフト制)、年間休日116日、年次有給休暇(1年目は10日間付与) |
福利厚生諸手当 | 【各種保険】健康保険、厚生年金、雇用保険、労災保険 【各種手当】登録販売者資格手当、家族手当、通勤手当、ビューティーアドバイザー手当など 【各種研修】新人導入研修、階層別研修(副店長研修、店長研修、ブロック長研修等)など |
給与 | 【月給】208,000円~268,000円 ※ご経験等により決定 ・昇給あり:年1回(7月) |
雇用形態 | 正社員(登録販売者) |
この企業の求人について問い合わせる
- STEP1
- STEP2
- STEP3
- STEP4
他の企業もチェックする
-
株式会社ウェルパーク
- 株式会社ウェルパーク
株式会社ウェルパーク
特集ページを見る >
- 株式会社ウェルパーク
-
株式会社マツモトキヨシ
- 株式会社マツモトキヨシ
株式会社マツモトキヨシ
特集ページを見る >
- 株式会社マツモトキヨシ
-
ウエルシア薬局株式会社
- ウエルシア薬局株式会社
ウエルシア薬局株式会社
特集ページを見る >
- ウエルシア薬局株式会社
-
株式会社クリエイトエス・ディー
- 株式会社クリエイトエス・ディー
株式会社クリエイトエス・ディー
特集ページを見る >
- 株式会社クリエイトエス・ディー
-
株式会社ツルハ
- 株式会社ツルハ
株式会社ツルハ
特集ページを見る >
- 株式会社ツルハ
-
株式会社レデイ薬局
- 株式会社レデイ薬局
株式会社レデイ薬局
特集ページを見る >
- 株式会社レデイ薬局
-
株式会社クスリのアオキ
- 株式会社クスリのアオキ
株式会社クスリのアオキ
特集ページを見る >
- 株式会社クスリのアオキ
-
株式会社カインズ
- 株式会社カインズ
株式会社カインズ
特集ページを見る >
- 株式会社カインズ
-
株式会社ぱぱす
- 株式会社ぱぱす
株式会社ぱぱす
特集ページを見る >
- 株式会社ぱぱす
コンサルタントが求人
の
詳しい職場状況を
お伝えします
企業特集一覧
-
株式会社ウェルパーク
- 株式会社ウェルパーク
株式会社ウェルパーク
特集ページを見る >
- 株式会社ウェルパーク
-
株式会社マツモトキヨシ
- 株式会社マツモトキヨシ
株式会社マツモトキヨシ
特集ページを見る >
- 株式会社マツモトキヨシ
-
ウエルシア薬局株式会社
- ウエルシア薬局株式会社
ウエルシア薬局株式会社
特集ページを見る >
- ウエルシア薬局株式会社
-
株式会社クリエイトエス・ディー
- 株式会社クリエイトエス・ディー
株式会社クリエイトエス・ディー
特集ページを見る >
- 株式会社クリエイトエス・ディー
-
株式会社ツルハ
- 株式会社ツルハ
株式会社ツルハ
特集ページを見る >
- 株式会社ツルハ
-
株式会社レデイ薬局
- 株式会社レデイ薬局
株式会社レデイ薬局
特集ページを見る >
- 株式会社レデイ薬局
-
株式会社クスリのアオキ
- 株式会社クスリのアオキ
株式会社クスリのアオキ
特集ページを見る >
- 株式会社クスリのアオキ
-
株式会社カインズ
- 株式会社カインズ
株式会社カインズ
特集ページを見る >
- 株式会社カインズ
-
株式会社ぱぱす
- 株式会社ぱぱす
株式会社ぱぱす
特集ページを見る >
- 株式会社ぱぱす