転職成功事例
2020-06-01
【20代男性/Cさん】中国語&日本語ペラペラ!個性を活かした転職に成功!
- 正社員
- 20代男性
- 実務経験なし
- 年収アップ
・Before
ドラッグストア
正社員
・After
【想定年収410万円~】
大手ドラッグストア
正社員
年収70万UP!希望を超える高年収で入社決定。
実務経験を積みたい!
中国のご出身で、中国語と日本語が堪能なCさん。四国地方のとあるドラッグストアで研修中の登録販売者として働かれていました。ところが、店長である薬剤師が退職。実務経験を積めない状態になってしまったのです。せっかく登録販売者の資格を取得したのに、実務経験が積めないのはもったいないということで転職を考えたそうです。
Cさんの武器は、二ヶ国語が堪能なところ。外国からの観光客が多いエリアでは、外国語対応ができるスタッフの求人が多く出ています。そのため、現在お住まいの四国を離れ、インバウンド(外国人観光客の方の買い物など)需要の高い都市圏を中心にお仕事をお探しすることにしました。
なるべく四国にとどまりたい…
一度は都市圏に転居しようと決めたCさん。しかし数日後、「やっぱり引越しはしたくありません」とお電話が。詳しく伺うと、契約手続きの複雑さや家を探す自信のなさから踏ん切りがつかないとのこと。そこで私が提案した作戦が、『まずは今お住まいの家から通える求人を探す。もし無ければ、社宅制度があって契約をサポートしてくれる企業を選ぶ』というものでした。
「それであれば安心です」とCさんにもご納得いただき、さっそくお住まいのエリアの求人を探すことに。ところが、研修中の登録販売者を受け入れている店舗が1つもありません。出店企業にはすべて電話をかけてCさんのお人柄や語学能力を説明しましたが、そもそも外国語対応が必要な場面があまりないそうで…。残念ながら、受け入れ先はゼロという結果に。
そこで、次の作戦として用意していた、社宅制度のある企業をお探しすることにしました。私がCさんに提案したのは、東海地方を中心にインバウンド専門店も展開している大手ドラッグストアチェーン。社宅制度もあるためCさんにピッタリだと思いました。外国人スタッフも多く所属しているため、企業の担当者も社宅賃貸契約のサポートに慣れているそうです。Cさんも、「手伝ってもらえるなら引越しできそう」とのことで面接を受けてもらうことに。面接当日、面接を終えたCさんから電話がかかってきました。
「四国に仕事がないなら仕方ないなと思い面接に行ったけど、風通しのいい社風や自由な考え方がすごく自分にあっていました!」と嬉しそうな様子。企業側からもCさんのお人柄と語学力を高く評価していただき、無事に内定となりました。
コンサルタントの裏話
今回、Cさんの「四国にとどまりたい」というご希望は叶えることができませんでした。正直、転職の成功事例としてお話しするかは迷いました。でも結果としてCさんにご満足いただけたというのが一番のポイントかなと思っています。
Cさんだけでなく、はじめの希望条件が叶わない結果になる転職事例は多くあります。でもそれは決して「転職に失敗した」ということではないんです。転職活動を進める中では、初めて聞く企業や業界の話もあるかと思います。そういう情報をもとに柔軟に希望条件を変えられる方が、結果として満足のいく転職をしているという印象です。最初の条件にこだわりすぎず、状況に応じて自分の気持ちに従うのが良いのかもしれないと感じています。
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