転職成功事例
2021-02-18
【40代女性Tさん】転居はできません・・・。それでもドラッグストアの正社員って目指せるの?
- 正社員
- 40代女性
- 経過措置
- ドラッグストア
・Before
・After
大手ドラッグストア
正社員
正社員だと転居が求められることが多いドラッグストアでの就業。しかしご家庭の都合などで転居が難しい場合は、登録販売者を諦めなければならないのでしょうか…?
ドラッグストアに戻りたい
土日休みや夜勤のない仕事に憧れて、一度は登録販売者の仕事を離れたTさん。契約社員として雑誌編集のお仕事に就かれていました。
しかし、ドラッグストアを離れてみて「登録販売者の仕事が楽しかった」と思ったそう。また長期的なキャリアを考えたとき、やはり正社員でドラッグストアに勤めたいと考え、チアジョブ登販にお問合せをいただきました。



転勤はできません
チアジョブ登販にお問合せをいただき、早速コンサルタントの私はTさんのご状況やご希望条件を伺ってみることにしました。
Tさんが希望したのは ①正社員であること ②転勤のない企業 の2点でした。
Tさんは管理者要件を満たしていなかったものの、経過措置の対象ということで正社員としてのチャンスはありましたが、「転勤のない企業」がネックになっていました。
なぜなら、登録販売者としてドラッグストアに勤務する場合、正社員は特に”転勤できること”が求められ、地方によっては求人数も限られる傾向が強いためです。Tさんのお住まいのエリアも求人数が少ない状況でした。
明るく元気で、接客にも向いているTさん。登録販売者としてぜひ活躍していただきたいと思った私は、紹介できる求人がないか、各企業の人事に連絡を取ることにしました。
▼参考
【2021年8月改正】登録販売者の店舗管理者要件が緩和!経過措置の終了についても解説
求人の実態は
Tさんに紹介できる求人を探した結果、希望を叶えられそうな企業を1社見つけました。それは、全国に店舗を展開する大手ドラッグストアの「全国職」の求人です。
全国職というと一般的に全国転勤がある職種です。では、なぜTさんにこの企業を提案したかというと、実はこの企業の人事の方から「実際はほぼ県外への異動はない」との話を聞き出すことができたためです。
「転勤する可能性は限りなくゼロに違いが、社内の都合上、万が一のケースに備えて“全国職”にしている」という求人。
こういうケースの場合、転勤の可能性が少しでもあるなら避けたい方もいると思いますが、Tさんにダメ元でご説明してみると「全国職と聞いてびっくりしましたが、そういうことならぜひ受けたいです!」と前向きなお言葉をいただきました。
Tさんは持ち前の明るさと積極性を発揮し、見事内定を獲得。ご希望の地元での配属となり、今も変わらずお元気で就業されているようです。

コンサルタントの裏話
過去、ドラッグストアの就業環境はお世辞でも良いとは言えない時代がありました。しかし現在では、ドラッグストアの各企業で従業員の働き方が見直されてきており、その一つに「転勤の有無の選択肢」があります。
大手ドラッグストアをはじめとして、転勤がない「エリア職(※)」や、ある一定のエリア限定で転勤がある「リージョナル職(※)」などが設けられ、従業員が希望の勤務区分を選択できる企業があります。
※企業によって名称は異なります。
もちろん、企業としては全国転勤ができる方をより求めているので、採用のチャンスを広げたい方、また高年収を狙いたい方は全国職での就業を検討してみて下さいね。
なお、「転勤のない職種」は人気のため採用ハードルが高くなる傾向にあり、選考対策は必須といえるでしょう。
情報収集、また選考対策にお困りの方は、転職エージェントに相談してみるのもオススメです。

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