転職成功事例
2020-05-11
【20代男性/Mさん】年収80万円UP![調剤事務⇒ドラッグストア]のキャリアチェンジ。
- 正社員
- 実務経験あり
- 30代男性
- 年収UP
・Before
調剤薬局
調剤事務
・After
【想定年収350万円~】
大手ドラッグストア
販売職
ドラッグストア初挑戦…。不安を安心に変えた転職先選びは必見。
キャリアチェンジの提案
高校ご卒業以来、調剤事務として働いていたMさん。今の職場の人間関係が悪く、どんどん人が辞めていく状況に焦りを感じていました。人員が不足し忙しさは増すものの、このまま残って頑張ってもキャリアアップの機会が少なそうとのこと。さらに年収も、物足りなさを感じていらっしゃるようでした。
Mさんのご希望は、「年収UP」と「腰を据えて働いてキャリアアップできること」。今までの経歴から、次も調剤事務でのご就職を考えていました。
しかし、まず私は「ドラッグストアへのキャリアチェンジはどうですか」というご提案をさせていただきました。年収UPを早い段階で実現するには、販売職へのキャリアチェンジが良い選択だと思ったからです。実は、当時Mさんがもらっていた年収は「勤続手当」込み。他の企業に入社すると、そういった手当はゼロからのスタートになります。そのため年収UPを目指しているのに、調剤事務への転職では、転職後すぐの段階で年収が下がってしまうことになりかねなかったのです。
私からの唐突な提案に、びっくりしたご様子のMさんでしたが、年収についてお話しすると、「確かにそうですね」とご納得いただけました。



ドラッグストアってどんな働き方なの?
私が勧めたキャリアチェンジの理由に納得はしたものの、全く知らない業界への転職に迷っているご様子。そこで、まずはドラッグストアを知ってもらうところから始めました。ドラッグストアはどんな働き方なのか、就業時間や休日・休暇、キャリアアップの流れについてお伝えしました。
さらにMさんのキャリアチェンジを後押ししたのが、『店舗管理者要件』を満たしていたことでした。現在お勤めの調剤薬局では、OTC医薬品(一般用医薬品)の販売を行っていたため、登録販売者の実務経験が積めていたのです。実務経験については気にしたことがなかったというMさん。その旨をお話ししてみると、「確かにOTC医薬品の相談を受けたり販売したりしています」とのこと。
『店舗管理者要件』を満たしており、1人で医薬品を販売できると、即戦力として歓迎されます。そのため、ドラッグストアでは、店舗管理者要件を満たした人材を積極的に採用する傾向にあります。Mさんに、店舗管理者要件がドラッグストアでの就職に有利になることをお話しすると、自分の経歴を活かして働けるなら、とドラッグストアへのキャリアチェンジを決意されました。

お住まいのエリアに出店している企業の中からMさんが選んだのは、丁寧な研修が特徴の全国展開ドラッグストアチェーン。ドラッグストアでの医薬品販売が初めてのMさんは、「まずはしっかり学びたい」とこちらの企業を選ばれました。
選考の手続きを私が行っている間、Mさんには店舗を見に行っていただきました。全く知らない業界だからこそ、ドラッグストアで働くイメージを抱いてもらいたかったのです。これが功を奏し、面接当日はしっかりと働くビジョンについてお伝えでき、企業の人事担当者からは高い評価をいただきました。結果、無事に内定し、年収は80万円UPしました。
コンサルタントの裏話
はじめは調剤事務職での転職を考えていたMさん。「調剤事務をやりたい」というよりは、「調剤事務しかできない」と思っていたようです。Mさんのご経験をドラッグストア業界でも活かせることに気付けたから、年収UPを叶える転職が実現したと思います。
登録販売者のキャリアに関しては、法律の改定や細かい条件などがあり、難しい部分が多いんです。Mさんに限らず、自分のキャリアがどのレベルなのか、どこで活かせるのか、分からない場合はぜひご相談いただきたいですね。

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