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2022-08-04

【2022年最新】登録販売者の外部研修(継続研修)とは?研修内容や費用、受けなかった場合のペナルティについても解説

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【2022年最新】登録販売者の外部研修(継続研修)とは?研修内容や費用、受けなかった場合のペナルティについても解説

厚生労働省は、一般用医薬品販売業者に対し、業務に従事している登録販売者への外部研修(継続研修)の受講を義務化しています。お客さまに正しく医薬品を使ってもらうために、これまでの知識の確認と新しい知識をインプットできる研修の受講は欠かせません。登録販売者自身も意欲的に参加する姿勢が求められます。今回は、登録販売者の外部研修の目的や意義、受講時期・研修内容などについて説明します。

目次

  1. 外部研修を受ける目的
  2. 外部研修の内容や受講の流れ
  3. ペナルティはある?外部研修を受けなかった場合
  4. 登録販売者が外部研修を受ける意義
  5. 医薬品を安全に正しく扱うため、日々情報のアップデートを

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公開日:2020年8月7日
更新日:2022年8月4日

 

外部研修を受ける目的

外部研修を受ける目的

登録販売者の外部研修(継続研修)とは、厚生労働省が2012年に公表した『登録販売者の資質向上のための外部研修に関するガイドライン』で実施が義務化されたものです。

外部研修の目的は大きく分けて3つあげられます。

  • 登録販売者の資質向上を図るため
  • 医薬品の適正使用による安全対策のため
  • 日々変化していく医薬品について最新の知識を取り入れるため

 

登録販売者の資格を取得してから月日が経つほど、使わない知識は抜けてしまうものです。

しかし、いざお客さまから相談があったときに「わかりません」では通用しません。

外部研修を受けることで、改めて知識の確認と定着を図れます

また、登録販売者試験のときに覚えた知識は徐々に古くなり、使えなくなるものも出てくるでしょう。

医薬品を正しく扱うため、知識を最新の情報にアップデートし続けることが重要です。

 

 

外部研修の内容や受講の流れ

外部研修の内容や受講の流れ

外部研修では、厚生労働省が示した下記の8つの事項についての研修を行います。

  • 医薬品に共通する特性と基本的な知識
  • 人体の働きと医薬品
  • 主な一般用医薬品とその作用
  • 薬事に関する法規と制度
  • 一般用医薬品の適正使用と安全対策
  • リスク区分等の変更があった医薬品
  • 店舗及び区域の管理に関する事項(店舗販売業及び配置販売業の場合)
  • その他登録販売者として求められる理念、倫理、関連法規等

難しい内容に見えますが、登録販売者試験と重複する部分も多いので、試験勉強で学習した基本の再確認と知識の定着が図れるでしょう。

加えて、リスク区分の変更があった医薬品や関連法規など、新しい情報を取り入れられる研修になっています。

▼参考資料はコチラ
厚生労働省『登録販売者に対する研修の実施に係る取扱いについて』

 

外部研修の種類と費用

研修は、毎年「年間12時間以上、定期的かつ継続的に受講」しなければなりません。

研修の形式は2種類あり、対面で行う集合研修とリモートで行うオンライン研修(eラーニング)です。

これらを受講してテストに合格することで研修修了とみなされます。 

また、外部研修は下記2パターンの受講方法があり、いずれも集合研修は6時間以上受けることになっています※。

  • 集合研修のみ(1回6時間の異なる内容の講義を2回以上)
  • 集合研修(6時間以上)+オンライン研修(6時間)

 

※2022年7月現在、新型コロナウイルス感染症対策として、これが収束するまでは集合研修の受講時間(6時間)をオンライン研修の受講時間が上回っても良いとされています。ただし今後の対応やスケジュールは研修機関などによっても異なるため、事前にホームページなどで確認しておくと良いでしょう。

▼参考資料はコチラ
厚生労働省『新型コロナウイルス感染症への対応を踏まえた登録販売者に対する研修及び既存配置販売業者の配置員の資質の向上に関する講習、研修等の実施方法について』

 

■集合研修<1回約2,000円>

年に最低1回、民間の機関が実施する研修への参加が義務づけられています。

実施時期や研修期間は研修機関によって異なるので、公式ホームページなどを確認しましょう。

講義を受講し、最後に確認のためのテストを受けると修了証明書が発行されます

集合研修は1回あたり約2,000円の受講料が必要で、1日がかりのスケジュールが組まれています。

企業によっては出勤扱いになり、交通費や受講費も支給されるため、事前に確認しておきましょう。

 

■オンライン研修(eラーニング)<約1,500円>

オンライン研修では、自宅や職場などから教材を用いて学習します。

その後、年4回実施される確認テストでそれぞれ満点を取らなければなりません

また、オンライン研修は約1,500円の費用が発生します。

こちらも集合研修と同様に、企業に負担してもらえるか確認しておくと良いでしょう。

 

受講の流れ

ドラッグストアなどで働いている場合は、所属する企業を通して申し込むケースが多くなっています。

一方、医薬品販売に従事していない場合や自営業の場合は、登録販売者が個人で研修機関を探して申し込みをしなければなりません。

多くの研修機関では、毎年4月から順次内容が公開され、年度末(3月)までには修了する形式になっているようです。

多くの場合は働きながら教材学習とテスト受講をすることになるので、空いた時間をうまく使ってコツコツと進めていくのが望ましいでしょう。

 

先輩登録販売者に聞く!外部研修の具体例

ここでは、実際に集合研修を受講した当日の流れを一例として紹介します。

ただし外部研修機関によって研修内容は異なるので、具体的な情報は各機関のホームページなどを参照してください。

 

■事前準備

集合研修は6時間ほどあり、1日かけて受講することになります。

昼休憩もあるため、会場の周辺にコンビニや飲食店があるか、昼食の持参が必要かどうかは事前に確認しておくと良いでしょう。

服装は、スーツ着用必須などの決まりはありませんが、カジュアルすぎるのはNGです。

研修に望ましい、清潔感のある服装で参加しましょう。

 

■受付

集合研修は会議室や自習室のような広い場所で行います。受付の際に個人が特定できる証明書が必要です。

運転免許証や保険証の確認を済ませたら、指定された座席に座って講義を受けます。

 

■講義受講

座席にはカリキュラムの内容と教材が配布されており、動画と講師による講義を受ける形式です。

とくに、薬機法の変更や医薬品のリスク区分変更などの新しい内容は、聞き逃さないようにしっかりと受講しましょう。

長丁場となるため、1単元の講義が終わるごとに休憩をはさみます。

 

■講義終了

講義終了後、確認テストを受けて、修了証明書を発行してもらえば研修は終了です。

集合研修は新人からベテランの登録販売者まですべての人が参加します。

 
 
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ペナルティはある?外部研修を受けなかった場合

ペナルティはある?外部研修を受けなかった場合

厚生労働省が2022年4月に出した『医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律施行規則の一部を改正する省令の施行等について』において、店舗販売業者や配置販売業者などに対し、自社の店舗で働く登録販売者に外部研修を毎年度受講させることが義務化されました。

ただし、外部研修を受けなかった場合の罰則やペナルティ、資格の剥奪などは、現状示されていません

ペナルティが示されていないとはいえ、同資料には「また、都道府県等においても、引き続き、薬事監視等の際には、適切な研修が行われているか否かを確認し、必要に応じて指導を行うこととする。」と記載されており、必要に応じて指導は入るようです。

また、医薬品の販売に従事していない(登録販売者の資格が必要な業務を行っていない)登録販売者は受講する義務がないとされています。

 

 

登録販売者が外部研修を受ける意義

登録販売者が外部研修を受ける意義

登録販売者として働く以上、常に専門的な知識が必要とされます。

お客さまから医薬品の相談を受ける場合にはもちろんのこと、そうでなくても医薬品を販売する際には積極的に情報提供を行う努力義務があるのです。

セルフメディケーションが推進されている昨今ですが、医薬品の知識がない一般の人にとって自分に合う薬を選ぶことは難しいはず。

医薬品は間違った使い方をすると効果が出ないだけでなく、健康被害をもたらす可能性もあります

「ある医薬品に関して新たに副作用が見つかったが、研修を受けておらず知らなかった」では済まされないのです。

医薬品は、お客さまの安全や健康に直結しており、登録販売者は日々変化し続ける医薬品を把握し、正しい情報を提供しなければなりません。

外部研修は、最新の正しい知識を提供し、登録販売者としての責任をまっとうするために必要不可欠なものです。

現在は医薬品を扱っていないという方も、今後状況が変わったときやスキルアップのためにも受講しておくことをおすすめします。

 

 

医薬品を安全に正しく扱うため、日々情報のアップデートを

店舗販売業者や配置販売業者などは、店舗で働く登録販売者に外部研修を毎年度受講させる義務があります。

医薬品を扱うというのは、健康や安全に深く関係することだからです。

外部研修では、毎年最低12時間以上、定期的かつ継続的に受講しなければならず、仕事をしながらの受講は簡単ではありません。

しかし、使わずに抜けてしまった知識や新たな情報を確認し直すことで、登録販売者として自信をもって働けるようになるはずです。

外部研修では最新の知識を学ぶことができ、医薬品を安全に使うための重要な研修と言えるでしょう。

 

 

 

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