【20代女性/Hさん】「ドラッグストアは嫌です」から始まった転職活動！

自分らしく働きたい…！

当時、現役の登録販売者としてドラッグストアで働いていたHさん。ところが忙しすぎて体調を崩してしまい、転職を考えているとのことでした。通し勤務の多さやノルマの厳しさにも疲れてしまい、もっと自分らしく働きたいと話してくれました。そのため、ドラッグストア以外で登録販売者の資格を活かせる求人を探しているという状況でした。

働き方を一緒に考えます

実は、当時Hさんが勤めていた企業は、業界でもトップクラスの成果主義型。売上ノルマのハードルが高いことで有名でした。

そこで、ドラッグストアと一口に言っても、ノルマの有無やお休みの取りやすさなどは企業によってかなり異なっていることをお話ししてみることに。新卒で入社し、ずっと同じ企業で働いていたHさんにとって、他社の職場環境は予想外のものだったようです。最初はびっくりしたご様子のHさんでしたが、ドラッグストアへの転職でも職場環境をガラリと変えられるならドラッグストアで働きたい！と前向きな言葉をいただけました。

改めてHさんの理想の働き方を伺うと、医薬品のカウンセリング業務をメインに行いたいとのこと。そこでご提案したのは全国に店舗を展開している大手企業。お客様とのコミュニケーションを重視しているため、登録販売者による医薬品カウンセリングを強化している企業です。店舗の売上目標はありますが個人の売上ノルマはありません。また、就業環境の改善に力を入れていて、全社をあげて残業時間を減らす取り組みを行っている会社でした。プライベートの時間を確保して自分らしく働きたいHさんにぴったりです。Hさんからもぜひ選考を受けたいとお返事をいただけました。

面接では、社風とHさんの希望が見事にマッチ。とんとん拍子に内定が決まり、無事にご入社されました。ご入社後は、身体に無理のない働き方でしっかり収入も確保できている、ワークライフバランスがとれているとご報告いただけました。Hさんの嬉しそうな声が聞けて一安心です。

コンサルタントの裏話

余談になりますが、実はドラッグストアの転職市場では今までの経験を特に重視されています。ですから、Hさんのようなドラッグストアから別業種への転職は、いわば「もったいない」状態でした。もちろん、Hさんご自身の気持ちが一番重要ですから、最終的にどこに転職するのかを決めるのはHさん次第です。しかし、キャリアについては率直にアドバイスしました。今後ドラッグストア業界で経験を積んだ場合のHさんのキャリアについても説明。今後のキャリアプランをしっかり考えてもらいました。

結果的に、ドラッグストアでのキャリアを途切れさせることなくHさんの理想の働き方を実現できて本当に良かったと思っています。