登録販売者の働き方
2026-05-22
コールセンターで働く登録販売者の仕事内容とは?求人例や必要なスキルを解説
・Before
・After

医薬品売場での業務に不安を感じる登録販売者にとって、コールセンターは資格を活かせる働き方の一つです。医薬品の問い合わせ対応など、専門知識を発揮できる仕事として注目されています。この記事では、登録販売者がコールセンターで働く際の仕事内容や必要なスキルを解説します。新しいキャリアの選択肢を探している方は、ぜひ参考にしてみてください。
登録販売者が活躍できるドラッグストア以外の職場とは?
登録販売者はコールセンターで働ける?

登録販売者が活躍できる職場は多岐にわたり、コールセンターもその一つです。
近年、コールセンターにおける登録販売者の需要は、増加傾向にあります。
その背景には、2014年の薬機法改正により、一般用医薬品のネット通販解禁が関係しています。
ネット販売でも、店舗と同様に購入者からの相談に対応できる体制の整備が必要です。
そのため、医薬品の専門知識を持つ登録販売者が活躍する場面が増えています。
メーカーが問い合わせ窓口に専門家として登録販売者を配置するケースも少なくありません。
さらに、今後解禁が予定されている遠隔販売も、コールセンターで働く登録販売者の増加につながる可能性があると予想されています。
コールセンターで働く登録販売者の仕事内容
| 業務の種類 | 業務内容 | |
|---|---|---|
| インバウンド (お客さまからかかってくる電話の対応) | カスタマーサポート | ・お客さまからの医薬品の効能、副作用、飲み合わせに関する相談に対応する ・症状をヒアリングし、適切な一般用医薬品の提案や受診の勧奨を行う |
| テクニカルサポート | ・オンラインストアでの購入方法や、電子お薬手帳アプリの操作をサポートする ・血圧計や血糖値測定器などの家庭用医療機器の使用方法を案内する | |
| テレフォンオペレーター | ・医薬品や健康食品の注文受付、配送に関する問い合わせなどの事務対応を行う ・一次窓口として、専門的な判断が必要な場合は薬剤師や管理者へ引き継ぐ | |
| アウトバウンド (企業からお客さまへの架電) | テレマーケティング | ・購入履歴のあるお客さまに対し、サプリメントや定期コースの案内を電話で行う ・健康状態に合わせたアドバイスを行い、商品の継続利用や買い増しを促す |
| テレフォンアポインター | ・新商品の紹介やサンプル送付の許可を得るための連絡を行う ・専門知識を交えて商品の魅力を伝え、詳細説明のための訪問予約などを獲得する | |
コールセンターで働く登録販売者の主な役割は、一般のお客さまからの注文や相談、各種問い合わせの対応です。
医薬品の購入を検討している方のなかには、ほかの薬や健康食品との飲み合わせ、服用方法に不安を感じている方もいます。
お客さまの疑問に対し、専門知識をもとに適切なアドバイスを行い、医薬品を安全に使用できるようにサポートすることが重要です。
お客さまから電話を受けるインバウンドだけでなく、製品を利用中の方や問い合わせをいただいた方へのフォローコールといったアウトバウンドを担当する場合もあります。
専門家としての信頼が求められる、やりがいのある仕事です。

【求人例】登録販売者向けコールセンターの求人情報
ここでは、実際にチアジョブで掲載している登録販売者向けコールセンターの求人情報を紹介します。
転職・就職を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
【豊島区】レア求人★コールセンター業務 / 池袋駅より徒歩3分 / 平日9~18時 / 土日祝休み
| 業種 | その他 |
|---|---|
| 雇用形態 | 正社員 |
| 給与 | 【月給】250,000〜333,000円 ※ご経験等により決定 ※固定残業代30時間分(月47,550円~63,390円)を含む |
| 福利厚生 | 【加入保険】健康保険、厚生年金、雇用保険、労災保険 【福利厚生】育児短時間勤務、育児補助制度、保育所など |
※2026年3月時点での求人情報です
池袋駅から徒歩3分の好立地で、平日勤務・土日祝休みという働きやすい条件がそろっています。
残業も月平均5時間程度で、プライベートとの両立もしやすい環境です。
製薬企業の窓口として登録販売者の専門知識を活かせるほか、研修制度や育児支援も充実しています。
未経験からでも専門性を高めながら、安心して長く働ける職場です。
【大阪市住之江区】医薬品の問い合わせ対応 / 土日祝休み / 9:00~18:00
| 業種 | その他 |
|---|---|
| 雇用形態 | パート |
| 給与 | 【時給】1,500〜2,000円 ※ご経験等により決定 ※昇給あり |
| 諸手当 | 【各種手当】扶養手当 |
| 福利厚生 | 【加入保険】健康保険、厚生年金、雇用保険、労災保険 【福利厚生】社内販売割引制度、副業制度、夏季休暇、年末年始休暇、慶弔休暇、産前産後休暇、育児休暇、看護休暇、COH休暇など |
※2026年3月時点での求人情報です
大阪市住之江区の勤務で、時給1,500~2,000円の高待遇が魅力です。
土日祝休みで年間休日は120日以上あり、プライベートの時間も大切にできます。
人気ブランドを展開する企業で、登録販売者として相談対応や在庫管理を担当します。
副業も可能で、扶養手当や昇給などパートでも手厚い福利厚生が充実している点も特徴です。
【福岡市中央区】≪コールセンター≫お客さまからの漢方薬や医薬品に関するお問い合わせ対応のお仕事です!
| 業種 | その他 |
|---|---|
| 雇用形態 | 正社員 |
| 給与 | 【月給】215,253〜249,575円 ※ご経験等により決定 ※固定残業代30時間分(月40,238円~48,263円)を含む |
| 諸手当 | 【各種手当】登録販売者資格手当(月10,000円、研修中は月5,000円)、住宅手当(世帯主に限り上限月10,000円)、家族手当(1人につき月5,000円) |
| 福利厚生 | 【加入保険】健康保険、厚生年金、雇用保険、労災保険 【福利厚生】服装・ネイル・髪型自由、時短勤務制度、社員割引制度など |
※2026年3月時点での求人情報です
天神駅から徒歩圏内にある、漢方や医薬品の相談対応を行う正社員の求人です。
販売ノルマはなく、評価制度に基づいて着実な昇給が目指せます。
年間休日120日以上で、基本的に土日祝休みのため、安定した働き方が可能です。
資格手当や住宅手当も充実しており、服装や髪型も自由のため、自分らしく専門性を活かして働けるでしょう。

登録販売者がコールセンターで働く5つのメリット

登録販売者がコールセンターで働く場合、立ち仕事がなく、対面接客がほとんどないといった点が魅力です。
ここでは、5つのメリットについてそれぞれ解説します。
力仕事や立ち仕事がない
力仕事や立ち仕事がなく、基本的には座って業務できる点がコールセンターで働くメリットです。
ドラッグストアやホームセンターなどの店舗での勤務は長時間の立ち仕事に加え、重い荷物の品出しなどの力仕事も多くあります。
そのため、年齢を重ねるにつれて体力面に不安を感じる方もいるでしょう。
一方、コールセンターは体に負担がかかる業務は少ないため、体力に自信がない方でも働きやすい環境と言えます。
また、採用面でも年齢の影響を受けにくいとされており、長く安定して働き続けやすい点も魅力です。
対面接客がほとんどない
コールセンターの業務は、電話・メール・チャットでの対応が中心で、お客さまと直接対面することはほとんどありません。
そのため、人見知りの方や緊張しやすい方でも働きやすいでしょう。
顔を合わせない分、落ち着いて丁寧に対応しやすいのも特徴です。
さらに、お客さまに見られることがないため、服装や髪型の自由度が高い職場も多く、自分らしいスタイルで働けます。
実務経験が少なくても働きやすい
コールセンターは、登録販売者としての実務経験が少ない方でも働きやすい職場です。
店舗販売業では実務経験があり管理者要件を満たす登録販売者が求められやすく、経験が浅いと採用が難しいケースもあります。
一方、コールセンターには無資格のスタッフも多く、登録販売者の資格を持っていること自体が強みになります。
手厚い研修やマニュアルが整っている職場も多いため、実務経験が少ない方やブランクがある方でも安心です。
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登録販売者は実務経験なしでも働ける?未経験でも可能な実務経験を積む方法
職場によっては土日祝が休みになる
コールセンターは受付時間が決まっている職場が多いため、土日祝日が休みになる求人も多いです。
ドラッグストアのような不規則なシフト制と違い、ビジネスタイム中心の勤務が可能です。
そのため、家族や友人と予定を合わせやすく、プライベートを充実させやすいでしょう。
また、電話受付時間が決まっているため残業が発生しにくく、安定して長く働きやすいです。
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基本的に転勤がない
コールセンターでの勤務は、基本的に転勤がないのがメリットです。
ドラッグストアの店舗勤務では、大手チェーンを中心に広いエリアでの転勤が発生することも少なくありません。
一方、コールセンターは特定のオフィスを拠点として働くため、転勤の可能性はほとんどないとされています。
そのため、家庭の事情などで転居が難しい方でも、同じ場所で腰を据えて長く働きやすい点が魅力です。
働く環境や人間関係が大きく変わることも少ないため、ストレスの軽減にもつながるでしょう。
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【ドラッグストアの働き方】「転勤あり」の職種を選ぶ5つのメリット

登録販売者がコールセンターで働く際の3つの注意点
登録販売者がコールセンターで働く場合、ドラッグストアとは業務内容や求められるスキルが異なる点もあります。
転職を検討する際は、事前に注意点を理解しておくことが重要です。
ここでは、働くうえで押さえておきたいポイントを3つ解説します。
営業活動をする仕事もある
コールセンターの業務には、お客さまからかかってくるインバウンドだけでなく、購入者や見込み客へのフォローコールといったアウトバウンド対応が含まれる場合があります。
店舗での接客とは異なるスキルが求められるため、営業活動に苦手意識がある方は負担に感じてしまうこともあるでしょう。
営業の有無が気になる場合は、事前に求人票をよく確認するか、転職コンサルタントに相談して担当する業務範囲を把握しておくことが大切です。
登録販売者としての実務経験を積めない場合がある
登録販売者の実務経験として認められるには、薬剤師または管理者要件を満たした登録販売者の指導のもとで、薬局や店舗販売業に従事する必要があります。
コールセンターでの勤務が実務経験にカウントされるかどうかは、企業によって異なるため注意が必要です。
さらに、管理者要件には、直近5年間で2年以上の実務経験、もしくは1年以上で追加的研修及び継続研修が求められます。
転職を検討する際は、実務経験を積める体制が整っているかを事前に確認しておきましょう。
登録販売者の管理者要件について、以下の記事で解説しています。
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ノルマやクレーム対応がきついと感じることがある
コールセンター業務には、企業からお客さまへ架電する発信業務による購買促進などで成果を求められるケースもあります。
仕事内容によっては、ノルマや期待値のプレッシャーを感じやすいです。
また、顧客からのクレームや厳しい対応に直面する場面もあり、ストレスを感じることもあるでしょう。
クレーム対応力やストレスマネジメントがポイントとなるため、事前に研修制度やサポート体制が整っている職場かどうかを確認しておくと安心です。
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登録販売者がコールセンターで働くために必要なスキル

登録販売者がコールセンターで働くためには、医薬品の知識以外にもコミュニケーション能力や事務処理能力などの、さまざまな能力が求められます。
ここでは、主な4つのスキルを紹介します。
コミュニケーション能力
登録販売者がコールセンターで働く場合、コミュニケーション能力は不可欠です。
お客さまとの会話から必要な情報を引き出し、共感を示す力が求められます。
とくに、コールセンターは店舗販売とは異なり、お客さまと声だけでやり取りを行うため、表情や仕草から感情を読み取ることができません。
相手の状況を的確にくみ取るには、高いコミュニケーション能力と細やかな配慮が必要です。
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医薬品(商品)の知識
コールセンターでも、店舗販売と同様に医薬品に関する最新かつ豊富な知識が求められます。
研修で商品知識は学べますが、実際の問い合わせでは、類似品との違いや飲み合わせなど質問内容は多岐にわたります。
お客さまからの質問に的確に対応するには、登録販売者として専門知識を常にアップデートし、わかりやすい言葉で伝えるスキルが不可欠です。
日々学び続ける姿勢が、お客さまの安心と信頼につながります。
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事務処理能力
登録販売者がコールセンターで働くには、一定のPCスキルや事務処理能力が求められます。
店舗勤務では接客や売場管理が中心になりやすい一方、コールセンターでは対応内容をその都度パソコンに入力する事務作業も発生します。
ただし、基本的なパソコン操作ができれば問題ない場合がほとんどのため、過度に苦手意識を持つ必要はありません。
情報を正確に記録する力も、実務を重ねるうちに身についていくでしょう。
ストレス管理能力
コールセンターで働くためには、お客さまの心情に配慮しつつ冷静に対話を続けるスキルや、ストレスを溜め込まないためのセルフケアができるかもポイントです。
コールセンター業務では、問い合わせ対応だけでなく、ときには厳しいクレームへの対応もあります。
また、寄せられた指摘を単なる不満として終わらせるのではなく、原因を分析して次の対応に活かす前向きな姿勢も大切です。
登録販売者としての質の高い対応をするうえで、心身のコンディションを整える力も必要です。
コールセンターでは、人柄重視で愛想よく話せるかどうかを見られます。また、電話での会話となるので会話のテンポを相手に合わせることができるか、なども面接では見られます。さらに、面接で聞かれたことに的確に答えられるかどうかを見て、電話での応対に問題がないかも見られています。これらに加えて、クレーム対応の有無などでストレス耐性を見られることもあります。

登録販売者がコールセンターの求人を選ぶ際のポイント
登録販売者がコールセンターの求人を選ぶ際は、業務内容との適性や、実務経験としてカウントされるかをチェックすることが大切です。
業務開始後のミスマッチを防ぐために、ここで解説するポイントを事前に確認しましょう。
自分の適性に合った業務内容か
登録販売者がコールセンターの求人を選ぶ際、まずは業務内容が自分の適正に合っているかの見極めが大切です。
お客さまからの相談対応が中心のインバウンドに対し、アウトバウンドでは商品やサービスの提案が求められる場合もあります。
自分の得意分野を整理し、スキルや性格に合っているかを確認しましょう。
また、医薬品の知識をどの程度活かせるかも、専門性を発揮して働くための重要なチェック項目です。
実務経験としてカウントされるか
コールセンターでの仕事内容が登録販売者の実務経験として評価されるかどうかは、将来のキャリア形成に影響するポイントです。
医薬品の問い合わせや使用方法の説明など、専門知識を活かす業務に実際に携われるかを事前に確認しましょう。
求人票に業務内容が具体的に記載されているか、実務経験として認められる体制が整っているかをしっかりチェックしておくことが大切です。
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資格手当や給与に満足できるか
資格手当や福利厚生の充実度は、年収を左右する重要な要素です。
コールセンターでは登録販売者の資格手当が支給されるケースも多いですが、内容や金額は職場によって異なります。
月給や時給だけでなく、資格手当の有無や営業成績に応じたインセンティブがあるかも確認しておくのが大切です。
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研修やサポート体制が整っているか
登録販売者がコールセンターで安心して業務に従事するには、研修やサポート体制が整っている職場であることがポイントです。
とくに、クレーム対応のフォロー体制が不十分だと精神的な負担が大きくなるため、相談できる環境があるかどうかチェックしておくと安心です。
医薬品の基礎知識や電話応対の研修が用意されている職場であれば、登録販売者としての成長にもつながるでしょう。

コールセンターにおける登録販売者に関するよくある質問
ここでは、コールセンターにおける登録販売者に関する疑問をQ&A形式で解説していきます。
コールセンターで働くか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
在宅・フルリモートで働ける?
在宅・フルリモートでもコールセンター業務の場合は、登録販売者として電話などを通じて健康相談や薬の説明を行うことが一般的です。
高い傾聴力と基本的なパソコンスキルが求められます。
コールセンター業務のほかには、専門知識を活かしたWeb記事の執筆・監修や、オンライン相談などの在宅ワークもあります。
自分の経験や希望に合わせ、柔軟にキャリアを選択できます。
コールセンターで対応が上手い人の特徴は?
相手の意図を正確にくみ取る「傾聴力」と、情報を整理してわかりやすく伝える「説明力」がポイントです。
相手の言いたいことを理解して柔軟に応対できるように、冷静な受け答えを意識しましょう。
また、パソコン操作や情報検索が速く、必要な情報をすぐに見つけて回答できる事務処理能力の高さも、顧客満足度の向上につながります。
コールセンターに向かない性格は?
相手の言葉を真に受けやすく、クレームや厳しい言葉を受け流すのが苦手な方はストレスを溜め込みやすい傾向があります。
業務として冷静に割り切る姿勢が大切です。
また、長時間の座り仕事が苦痛な方や、電話対応をしながらパソコン入力を行う作業が苦手な方も不向きと言えるでしょう。
コールセンターで登録販売者のスキルを活かそう
登録販売者は、店舗だけでなくコールセンターでも活躍できます。
コールセンターは体力的な負担が少なく、土日祝日休みが多くプライベートとの両立がしやすいといった点がメリットです。
ただし、適性や実務経験の扱いなどを事前に確認する必要があります。
自身の目指す働き方に合わせて選ぶことで、資格を活かした新たなキャリアを築くこともできるでしょう。
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【執筆者】
チアジョブ登販編集部
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