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登録販売者の働き方

2025-07-25

登録販売者の離職率は?現状の動向や転職に悩んだときに考えることを解説

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登録販売者の離職率は?現状の動向や転職に悩んだときに考えることを解説

登録販売者としての働き方や離職率は、仕事を続けていくにあたり気になるポイントの一つでしょう。本記事では、登録販売者の現状や離職の背景を小売業界の動向を踏まえて解説します。登録販売者が転職で活躍できる理由についても解説するため、転職でのキャリアアップを狙っている登録販売者の方は、ぜひ参考にしてください。

目次

  1. 登録販売者の離職率【最新版】
  2. 登録販売者を取り巻く現状
  3. 登録販売者が離職を考える主な理由4つ
  4. 今や売り手市場?!登録販売者が転職に強い4つの理由
  5. 【登録販売者向け】離職・転職すべきか悩むときに考えたいこと
  6. 転職に対して前向きな目標を持とう

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登録販売者の離職率【最新版】

  高卒者の3年以内離職率 大卒者の3年以内離職率
宿泊業、飲食サービス業 65.1% 56.6%
生活関連サービス業、娯楽業 61.0% 53.7%
教育、学習支援業 53.1% 46.6%
医療、福祉 49.3% 41.5%
小売業 48.6% 41.9%

参考:厚生労働省「新規学卒就職者の離職状況(令和3年3月卒業者)

登録販売者に特化した離職率のデータは公表されていません。

しかし、厚生労働省の調査によると、登録販売者の主な就職先である「小売業」は、新規学卒就職者の3年以内離職率が高い産業の上位5つに含まれています。

具体的には、高卒就職者の離職率が48.6%、大卒では41.9%と高水準です。

こうしたデータからも、小売業全体として人材の定着に課題を抱えていることがわかります。

登録販売者が離職を考える主な理由はこちら

 

 

登録販売者を取り巻く現状

登録販売者を取り巻く現状

ここでは、登録販売者を取り巻く現状についてご紹介します。

登録販売者として働いている方は、あらためて確認しておきましょう。

 

登録販売者試験の合格者数は毎年2万人程度

令和5年度の登録販売者試験の合格者数は22,814人でした。

年度ごとに変動はあるものの、近年は年間2万〜3万人程度が合格しています。

すべての合格者が登録販売者として就業するわけではありませんが、資格取得を目指す人は年々増えており、今後もこの傾向は続くと考えられます。

参考:厚生労働省「これまでの登録販売者試験実施状況等について

 

一般用医薬品を取り扱う店舗が拡大・増加傾向

2021年8月に、「OTC医薬品を販売する場合、薬剤師や登録販売者を店舗営業時間の半分以上にあたる時間に常駐させる必要がある」という「2分の1ルール」が撤廃されたことで、一般用医薬品の販売がより多岐にわたりました。

現在ではドラッグストアに限らず、コンビニや家電量販店、雑貨店などでも取り扱いが進み、市場は拡大傾向にあります。

法的に登録販売者の設置が義務付けられていることもあり、登録販売者の需要はますます高まっていくでしょう。

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管理者要件を満たす登録販売者の需要はとくに高い

診療報酬の見直しや不況の影響から、人件費削減を図る企業では、薬剤師に代わる人材として登録販売者の採用が進むと予測されています。

なかでも店舗管理者要件を満たし、一般用医薬品をひとりで販売できる登録販売者は、法的要件を満たせる貴重な人材として今後さらに需要が高まるでしょう。

 

 

登録販売者が離職を考える主な理由4つ

登録販売者の具体的な離職率に関するデータは不明ですが、登録販売者の離職・転職は少なくないと考えられます。

そこで、実際に登録販売者が退職を考える背景について、例をあげながら説明していきます。

 

人間関係の悩み

人間関係の悩みはどの職場にもあるものです。

人間関係が原因で退職する方も実際にはいます。

また、専門性の高い仕事内容に対する理解や配慮が足りない職場では、居心地が悪くなってしまい、退職理由にもなりえます。

 

雇用条件に対する不満

登録販売者は医薬品販売の要となるため、新規店舗の開店やほかのスタッフの都合によって、異動や他店舗への応援勤務を求められることがあります。

正社員の中でも全国職の働き方を選択した場合は、遠距離通勤を伴う遠方への配属や転居が必要になるケースもあるでしょう。

さらに、資格手当が支給されても時給に換算すると差額は50〜100円程度とわずかなケースもあり、待遇面に不満を感じる人も少なくありません。

こうした雇用条件の悩みは、企業との話し合いで改善が見込めることもありますが、解決が難しい場合は転職を前向きに考えるのもひとつの方法です。

 

仕事・キャリアに対する不満

仕事やキャリアに対する不満は、よく挙げられる退職理由の一つです。

医薬品販売より日用品や雑貨を主に扱う小売店では、品出しやレジ打ちがメイン業務となり、せっかく取得した登録販売者の資格を活かせる機会が少ないと感じる人もいるでしょう。

また、調剤薬局併設店では薬剤師が主導するため、登録販売者が活躍できる場面が限られることも。

さらに、薬剤師が店舗管理者となるため、店舗管理者要件を満たしていても店長に昇進できないなど、キャリアの成長が制約されることがあります。

大企業では、店舗業務からバイヤーやエリアマネージャー、教育担当など多彩なキャリアパスが用意されていますが、中小企業では店舗数が少なく、キャリアの幅が狭くなることも少なくありません。

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登録販売者の業務はレジばかり?理想の職場選び・資格を活かして働くために

 

ライフスタイルの変化による影響

職場環境に特別な問題がなくても、個人のライフスタイルの変化が離職の理由となることがあります。

結婚や出産、介護、自身の体調など、さまざまな事情によって、現在の職場で働き続けることが難しくなる場合も少なくありません。

これらの生活の変化は、仕事と家庭のバランスを取るために、転職を考える要因となることもあるでしょう。

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今や売り手市場?!登録販売者が転職に強い4つの理由

今や売り手市場?!登録販売者が転職に強い4つの理由

やむを得ず離職・転職することになっても、有資格者である登録販売者は、転職先でもその資格を活かすことができます。

 

ドラッグストアの店舗数が増加している

日本では高齢化が進むなか、セルフメディケーションの重要性が高まっています。

セルフメディケーションとは、軽度な体調不良を自分で管理し、一般用医薬品を使用して健康を保つことです。

この概念の普及に伴い、一般用医薬品を取り扱うドラッグストアの店舗数は増加傾向にあります。

また、コンビニエンスストアやネット通販、コールセンターなど、非対面での医薬品情報提供の場が増え、登録販売者の活躍の幅も広がっているのが現状です。

不況の影響が続くなかでも、生活必需品や医薬品の需要は高まり、売上を伸ばすドラッグストアが新規店舗の出店を積極的に行っています。

とくに、管理者要件を満たす登録販売者はますます需要が高まっており、売り手市場といっても過言ではないでしょう。

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通年採用している会社・店舗が多い

登録販売者として一人で医薬品販売ができるようになるためには、「直近5年以内に1年以上、かつ累計1,920時間以上の実務経験」など、一定の条件をクリアし、管理者要件を満たす必要があります。

しかし、現在は人材確保が難しい状況が続いており、多くの企業では、即戦力として活躍できる店舗管理者要件を満たす登録販売者の通年採用を行っていることが多いです。

そのため、登録販売者は採用時期を問わず転職しやすく、安定した需要があると言えます。

※管理者要件を満たすための条件はいくつかあります。

実務経験の数え方、管理者要件については以下の記事で詳しく解説しています。

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【2025年】登録販売者に求められる実務経験は?管理者要件を満たす方法を解説
【登録販売者の研修中】店舗管理者になるには?実務経験の積み方、スキルアップの方法を解説!

 

ブランクがあっても働きやすくキャリアが途切れにくい

登録販売者の資格は一度取得すれば失効することはなく、ブランクがあっても復職が比較的スムーズに進みやすいのが特徴です。

多くの医薬品は似た成分を使用しているため、知識を一度習得すれば応用が利くのも、復職しやすいポイントと言えます。

また、一般用医薬品を取り扱う大手メーカーは限られており、各店舗での品ぞろえにも大きな違いはありません。

そのため、転職しても以前の職場で得た知識や接客技術を新しい職場で活かすことができます。

このように、登録販売者はキャリアが途切れにくく、転職しやすい職種と言えるでしょう。

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全国に就職先があり業種の選択肢が広い

登録販売者の職場は、ドラッグストアや調剤薬局に加え、ホームセンターやコンビニなど多岐にわたります。

大手企業が運営する全国チェーンの店舗も多く、勤務地の選択肢が広がっているのが特徴です。

また、就業形態も正社員からパート・アルバイトまで豊富にあり、ライフスタイルに合わせて柔軟に働くことができます。

▼関連記事はこちら
登録販売者の主な転職先は?職場の特徴や自分に合う職場を見つけるポイント
登録販売者が活躍できるドラッグストア以外の就職先とは?

 

 

【登録販売者向け】離職・転職すべきか悩むときに考えたいこと

今の職場を離職して転職に踏み切るべきかどうか悩んだ場合は、上記の点を考えてみるとよいでしょう。

自分の人生において大きな決断となるため、慎重に考えることが大切です。

 

今悩んでいることの根本にある理由を整理する

離職・転職を考えている理由を整理することが重要です。

まず、何が一番の悩みなのかを明確にし、その原因を洗い出してみましょう。

たとえば、職場環境やキャリアの停滞、ライフスタイルの変化など悩んでいることを一つひとつ具体的に挙げ、根本的な原因を探ることが解決への第一歩となります。

 

経験を積むことで解決できるかどうか考える

職場の問題だけでなく、登録販売者としての経験不足が離職や転職の原因となることもあります。

自分の悩みが経験を積むことで解決できるのかを考えてみましょう。

たとえば、研修中の登録販売者は実務経験を積んで管理者要件を満たすことで、仕事のやりがいが高まり、問題を改善できる可能性もあります。

自分の行動次第で解決の道が開けるかもしれません。

▼関連記事はこちら
【2023年最新】登録販売者の外部研修(継続研修)とは?研修内容や費用、追加的研修についても解説

 

今の職場で悩みを改善する方法はないか考える

今の職場で悩みを改善する方法として、まず同僚や上司に相談することが考えられます。

また、働き方に不満がある場合は、店舗異動を希望するなどの手段も検討してみましょう。

転職しないと解決できない悩みなのか、今の職場で改善できることがないかを冷静に考えることも大切です。

自分にとって最適な解決策を見つけましょう。

 

今の職場で改善が難しい場合は転職を検討する

今の職場での改善が難しい場合、転職を検討することもひとつの選択肢です。

自分の経験やスキルの問題ではなく、職場での悩みが解決できない場合、転職を視野に入れましょう。

たとえば、キャリアアップが望めない、明らかに人間関係に問題がある、上司や同僚に相談したが解決が見込めないなどの場合です。

短期間での退職・転職を繰り返すのは避けるべきですが、前向きで目標を持った転職であれば次の職場でも活躍を目指せます。

また、転職を考える登録販売者は、手厚いサポートが受けられる「チアジョブ登販」の転職サポートサービスを活用するのもおすすめです。

【離職・転職を考えるときの判断の目安】

離職・転職した方がよいケースの例 今の職場に残った方がよいケースの例
・登録販売者としての経験を積んでいるが、キャリアパスがほとんどなく、これ以上の成長が見込めないと感じている場合
・上司や同僚とのコミュニケーションがうまくいかず、毎日の業務がストレスになっている場合
・過度な残業や業務の偏りがあったが、改善策が講じられ、状況が好転している場合
・家庭の事情やライフスタイルにより、安定した職場で働き続けることが重要な場合

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転職に対して前向きな目標を持とう

仕事を続けていくにあたり、離職率は気になるポイントです。

登録販売者の活躍の場は広がり、需要も増加している傾向にあるため、今後ますます注目度の高まる職種となるでしょう。

その中でも、離職や転職を考える際は、職場環境やキャリアアップの可能性、ライフスタイルの変化などが影響します。

転職を検討している方は、自分のキャリアにとってプラスとなるかをよく考え、後悔しない決断をしましょう。

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登録販売者専任担当のコンサルタントが、転職活動を完全無料でしっかりサポートしてくれるため、転職が初めての方でも安心です。

さらに、チアジョブ登販公式SNS(LINEInstagramX(旧Twitter))でも最新情報をお届けしていますので、転職を検討している登録販売者の方はぜひチェックしてみてください。

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【執筆者】
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