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業界情報

2023-03-03

登録販売者とは? 仕事内容や資格取得のメリット、給料、将来性などを解説

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登録販売者とは? 仕事内容や資格取得のメリット、給料、将来性などを解説

登録販売者とは、第2類・第3類医薬品を販売できる国が認めた公的資格です。ドラッグストアの他、調剤薬局やコンビニエンスストア、ホームセンターなどでも資格を活かして活躍できます。 今回は登録販売者の仕事内容や薬剤師との違い、給与や将来性などについてわかりやすく解説。登録販売者の仕事に興味がある方は参考にしてくださいね。

目次

  1. 登録販売者とは?
  2. 登録販売者の主な仕事内容
  3. 登録販売者の給料や年収
  4. 登録販売者の代表的な職場
  5. 登録販売者の資格取得がおすすめの理由
  6. 登録販売者に向いている人
  7. 登録販売者になる(勤務する)までの流れ
  8. 登録販売者試験の申込の流れ
  9. 登録販売者の将来性
  10. 登録販売者を目指す人のよくあるQ&A
  11. 登録販売者は、人々の健康をサポートする魅力的な資格

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登録販売者とは?

登録販売者とは?

登録販売者は、一般用医薬品を販売するための公的資格です。

ここでは、薬剤師との違いや調剤事務との違いについて説明します。

 

登録販売者とは、一般用医薬品販売を行うための公的資格

登録販売者とは、薬局やドラッグストアなどで販売している医薬品のなかで、第2類医薬品・第3類医薬品を販売できる資格です。

国家資格に準拠する公的資格であり、受験するための条件(年齢や学歴など)がないため、とても人気の高い資格といわれています。

※一般用医薬品とは
医師の処方せんなしで購入可能な医薬品を指し、人体に影響を及ぼす副作用リスクが高い順に第1類から第3類まで分けられています。
第1類医薬品と第2類、第3類医薬品は販売方法が異なっており、第1類医薬品は薬剤師が常駐する薬局などで、薬剤師による指導を行ったうえで販売が可能です。
一方で、第2類、第3類医薬品は登録販売者でも販売することができます。

例:ロキソニン(第1類医薬品)、イブクイック頭痛薬(第2類医薬品)

 

2009年改正薬事法前の状況とは

2009年に薬事法が改正される前までは、一般用医薬品を販売には下記のような大きな制限がありました。

・販売できる人:薬剤師と薬種商販売業 ※のみ
・販売できる場所:薬局かドラッグストア
※指定医薬品以外の医薬品・健康食品・漢方薬などの販売を行う仕事

制限により、販売できる人が不足している地方や時間帯では、来店したお客さんに対して薬を届けることができないなど問題が発生していました。

 

また、高齢化や生活習慣病の増加などの影響で、人々の自分自身の健康に対する関心が上昇。

「軽度の体調不良は自分で治す」というセルフメディケーションの考え方が見られるようになり、医薬品の販売制度の見直しが求められるようになりました。

 

上記の状況を踏まえ、2009年、薬事法が改正され、登録販売者という資格が誕生。

これにより、第2類医薬品と第3類医薬品は登録販売者でも販売が可能になりました。

薬種商販売業は廃止され、家庭向けの一般用医薬品の販売を担う「店舗販売業」になりました。

 

また、医薬品販売の規制が緩和されたことで、条件を満たせばコンビニエンストアやスーパーなどでも一般用医薬品を購入できるように。

2009年は、医薬品が多くの人々にとって身近なものになる大きな転換期となりました。

 

登録販売者と薬剤師の違い

  登録販売者 薬剤師
調剤業務の可否 ×
販売可能な医薬品の種類 第2類医薬品
第3類医薬品
すべての医薬品

一般用医薬品は、「第1類医薬品」「第2類医薬品」「第3類医薬品」の3つに分類されます。

そのうち、登録販売者が取り扱い可能なのは、「第2類医薬品」と「第3類医薬品」です。

 

また、市販で購入できる医薬品は一般用医薬品の他に、販売時に対面で書面による情報提供が必要な「要指導医薬品」というリスクが高い医薬品があります。

登録販売者と比較し、より専門性の高い薬剤師は、「第1類医薬品」や「要指導医薬品」を含めた医薬品全般の取り扱いが可能です。

 

登録販売者と調剤事務の違い

  登録販売者 調剤事務
医薬品の販売・説明 ×
代表的な職場 薬局・ドラッグストアなど 薬局

登録販売者は医薬品を求めるお客さまに対して、薬の効能効果、用法用量、使用上の注意などを説明し、販売ができます。

 

一方で、調剤事務は調剤薬局などの受付業務や、調剤報酬の算出、レセプト作成(=調剤報酬明細書)などの事務仕事がメインで、お客さまに対して薬の情報を伝えることはできません。

 

薬剤師の仕事の一部を担えるのが登録販売者、薬剤師の仕事のサポートや薬局の運営に大きく関わるが調剤事務、といったイメージです。

 

 

登録販売者の主な仕事内容

登録販売者の主な仕事内容

・一般用医薬品の販売と相談受付
・勤務先店舗の運営

登録販売者の資格を取得すると、専門的な仕事を担当できます。

しかし、勤務先の店舗スタッフとして専門外の仕事を担うことも多いので、主な仕事内容について知っておくとよいでしょう。

 

一般用医薬品の販売と相談受付

登録販売者の主な仕事は、一般用医薬品のうち「第2類医薬品」「第3類医薬品」の販売や相談受付をすることです。

 

どの薬がよいかわからないと困っているお客さまに対して、症状のヒアリングを行い、生活習慣についてのアドバイスをすることもあります。

お客さまに合った薬を、剤形や使いやすさ、コストパフォーマンスなども加味して提案することは、登録販売者としてもっともやりがいのある仕事といえるでしょう。

 

登録販売者は、様々な症状を抱えるお客さまに、薬の効果、用法用量、使用上の注意などをわかりやすく的確に伝える必要があります。

また、一般用医薬品で対応困難と判断するのも登録販売者の役目であり、場合によっては医療機関の受診をすすめることも必要です。

 

勤務先店舗の運営

登録販売者は、医薬品販売を行っているドラッグストアや家電量販店、コンビニエンスストア など様々な場所で勤務できます。

ただし、これらのお店は医薬品販売のみを行っているわけではないため、登録販売者ではない通常の店員同じように、接客やレジ対応、品出しなどの店舗運営も行う必要も。

 

薬や病気の知識のほかに、売っている商品についての知識やお客さま対応能力など、サービス業としての一般的なスキルが求められます。

 

職場別の登録販売者の働き方について詳しくはこちら

 

 

登録販売者の給料や年収

・正社員の場合
・パート・アルバイトの場合

登録販売者の資格を持っていると年収はどの程度になるのでしょうか。

ここでは、登録販売者の給料・年収はどのくらいなのか、正社員、パート・アルバイトごとに紹介していきます。

 

正社員の場合

厚生労働省(厚生労働省職業情報提供サイト(日本版O-NET)) によると、令和3年度の登録販売者の求人賃金は月額約22万円、平均年収は354.8万円とされています。

 

給料は地域によって差があり、東京都や大阪府など都市部では水準が高く、九州・沖縄、四国地方などは比較的水準が低めです。

 

役職によっても給料は異なるため、店舗管理者などのポストに就いた場合は金額アップも見込めるでしょう。

また、深夜営業を行なっているドラッグストアなどであれば、深夜手当が出ることもあるので、稼ぎたい人は希望店舗の営業時間を確認するのがおすすめです。

 

パート・アルバイトの場合

パート・アルバイトの登録販売者の場合、平均時給は1,000〜1,250円ほど、平均月収は16〜20万円ほどが多いです。

ただし、登録販売者としての経験や勤務日数、勤務時間帯などにより時給・月収は変動しやすいため、希望する店舗の条件を確認することをおすすめします。

 

「今は難しいけれど将来的には正社員として働きたい」と考えているのであれば、正社員登用制度がある企業でコツコツ経験を積むのもおすすめの働き方です。

 

※チアジョブ登販に掲載されている求人情報をもとに算出した金額にて記載しています。

 

登録販売者の雇用形態別の給料について詳しくはこちら

 

 

登録販売者の代表的な職場

登録販売者の代表的な職場

・ドラッグストア
・調剤薬局
・一般用医薬品を扱うその他の店舗

登録販売者は、主にドラッグストアや調剤薬局、ホームセンターや家電量販店などで勤務できます。

それぞれに特徴があるのでチェックしていきましょう。

 

ドラッグストア

登録販売者の勤め先として1番割合が多いのは、ドラッグストアです。

 

最近のドラッグストアは、一般医薬品はもちろん、化粧品、日用品、食品などを販売しており、街のライフラインとして欠かせない存在です。

粗利率の良い医薬品で得た収益を日用品の値下げに還元するビジネスモデルで、ドラッグストア業界はさらに成長すると予測されています。

業界の成長に伴い従業員のより良い職場環境の整備も進んでおり、登録販売者の勤め先として魅力的な業界といえるでしょう。

 

また、平成26年の法改正により、一般用医薬品のネット販売が解禁されました。

ECサイトにおける一般用医薬品の市場規模は順調に拡大しています。

サイトでの販売であってもお客さまからの相談にすぐに対応できるよう、実店舗に薬剤師や登録販売者が常駐している必要があります。

そのため、今後ますますドラッグストアにおける登録販売者の需要は高まるといえるでしょう。

 

調剤薬局

近年では調剤薬局で一般用医薬品を販売するケースが増えてきているため、登録販売者の就職先としても挙げられます。

しかし、調剤薬局の開局時間は薬剤師が必ず常駐しているので、登録販売者としての求人は少なめであるのが現状です。

 

調剤薬局で活躍できる登録販売者になるためには、調剤事務の資格を取得するのがおすすめ。

お客さまの受付や会計、レセプト作成などの業務を行いながら、第2類・第3類医薬品の販売を行うのがよいでしょう。

薬剤師は調剤や服薬指導、記録作成、第1類医薬品、要指導医薬品の販売などの業務が膨大にあり、一般用医薬品に販売まで手が回らないときも多々あります。

そんなときに販売対応ができる調剤事務がいると、たいへん重宝されるでしょう。

 

店舗によっては、薬の発注や調剤の補助業務なども担うこともあるかもしれません。

 

一般用医薬品を扱うその他の店舗

一般用医薬品の販売を開始しているコンビニエンスストアやホームセンター、家電量販店なども登録販売者の就職先として挙げられます。

 

コンビニエンスストアは、薬局やドラッグストアが閉店している夜間の需要が多いです。

ホームセンターは、とくに混雑する土日に働ける人が向いているでしょう。

 

どの店舗も一般用医薬品販売以外の業務が多岐に渡るため、医薬品販売の実務経験を積むことを1番に考えると、少し物足りないと感じるかもしれません。

しかし、いろいろな商品やサービスを多くのお客さまに提供できる環境や仕事の幅広さに、やりがいと感じることは間違いないでしょう。

 

登録販売者が活躍できる職場について詳しくはこちら

 

 

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登録販売者の資格取得がおすすめの理由

・様々な働き方(勤務先、勤務形態)を選択できる
・資格手当による給与アップやキャリアアップが見込める
・転職する際に役立つ

登録販売者に興味はあるけれど、一歩踏み出せずにいる方に向けて、登録販売者の資格取得がおすすめの理由を紹介します。

 

様々な働き方(勤務先、勤務形態)を選択できる

登録販売者の勤務先は、定番のドラッグストアを始めとして、調剤薬局やコンビニエンスストア、ホームセンターなど幅広くあります。

そのため、一般用医薬品の販売を軸にして、様々な環境でキャリアを築くことが可能です。

チェーン店勤務であれば、引っ越しする場合でも店舗異動ができるケースもあるため不安も少ないでしょう。

 

また、正社員や契約社員、パートやアルバイトなど様々な雇用形態があります。

正社員としてバリバリ働きたい、育児と両立しながら限られた時間だけで働きたいなど、自分のライフスタイルに合った働き方を選択できるでしょう。

 

資格手当による 給与アップやキャリアアップが見込める

登録販売者の資格を持っていると、勤め先の職場によって各種資格手当や役職手当が出る場合があります。

そのため、給与アップやキャリアアップのチャンスを掴みやすくなることも。

 

例えば、ドラッグストアの店長。

ドラッグストアなどOTC医薬品を販売する店舗では「店舗管理者」の設置が義務付けられており、店長はこの店舗管理者の役割を担うことがほとんど。

この店舗管理者になるには、「薬剤師」または「店舗管理者の要件を満たした登録販売者」である必要があります。

新たにドラッグストアの店長を目指す人であれば、登録販売者の資格を取得し、キャリアを積むことがおすすめです。

 

店長のキャリアの先にはSV/エリアマネージャーや本部勤務などのキャリアアップが想定されます。

ドラッグストアで働く場合は登録販売者の資格が、全てのキャリアアップのスタートとなるでしょう。

 

転職する際に 役立つ

登録販売者の資格は、多くの店舗で必要とされているため、転職活動の際、就職しやすくなるといえるでしょう。

また、店舗の種類も様々なので、異なる環境にチャレンジできます。

また、登録販売者としての実務経験を積み店舗管理者となった場合は、より強いアピール要素になります。

一度仕事から離れても働き口を比較的見つけやすいことは魅力といえるでしょう。

 

 

登録販売者に向いている人

登録販売者に向いている人

☑ 医薬品の興味がある人
☑ 日々勉強できる人
☑ コミュニケーション能力がある人
☑ マルチタスクをこなせる人
☑ 店舗運営業務にも興味がある人

 

登録販売者は、日々情報がアップデートされる医療業界のなかでも、多くの人の手に渡る一般用医薬品を取り扱う仕事です。

医薬品に興味があることはもちろん、薬や病気のことなどについて日々勉強を怠らない真面目な人は登録販売者に向いているでしょう。

 

また、お客さまの症状を正確にヒアリングして、適切な一般用医薬品を説明するコミュニケーション力も必要です。

健康相談を受けることもあるので、日々の生活で気をつけるべき点やアドバイスができるとよりよいでしょう。

 

さらに、登録販売者は医薬品販売だけでなく、勤務先の店舗運営に関わる業務を兼任することが大半です。

たくさんの業務を正確に素早く処理する能力も求められますし、もちろん後輩の指導やクレーム対応なども請け負うこともあるでしょう。

 

努力することが好き、大人になっても成長し続けたい、そんな前向きな展望を持っている人にこそ登録販売者の仕事は向いているといえます。

 

登録販売者の需要や向いている人の特徴について詳しくはこちら

 

 

登録販売者になる(勤務する)までの流れ

1 登録販売者試験に合格する
2 販売従事者登録をする(研修中の登録販売者として勤務)
3 実務経験を積む(2年以上)
4 一人で医薬品販売を行うことができる販売登録者(管理者)となる

登録販売者になるためには、各都道府県で実施される「登録販売者試験」に合格する必要があります。

受験資格に学歴・経歴などは関係ありません。

 

合格基準は、試験全体の70%以上に正解することかつ、各項目の出題数の35%以上を正解することです。

合格後は販売従事登録申請を行い、知事の承認を経たら登録販売者の研修生になれます。

 

資格を取得した後、一人で医薬品販売を行う(=管理者要件を満たす)は実務経験を積む必要があります。

具体的には、新しく店舗管理者になる場合、「直近の過去5年以内に2年以上の経験があり、累計1920時間以上勤務していること」が必須です※。

 

※実際には「実務経験は同一の店舗内での時間のみ数えられる」等さらに条件があります。

また、キャリアにブランクがある登録販売者については、「(1)店舗管理者または区域管理者としての業務の経験」「(2)2009年6月1日以降に、通算して2年(1920時間)以上の実務・業務経験があること」の(1)(2)の両方を満たすことで店舗管理者になることが可能です。

 

登録販売者の試験内容や難易度について詳しくはこちら

 

 

登録販売者試験の申込の流れ

1 受験申請書を準備する
2 受験申請書と必要書類をそろえて提出する
3 受験票が郵送される
4 登録販売者試験を受験する

試験の受験申請書の取得方法は、各都道府県のホームページからダウンロードして自分で印刷するか、保健福祉事務所などで配布しているものを取りに行くかのどちらかです。

 

受験申請書に必要事項を記入し、受験申請書、証明写真、受験手数料の3点をそろえて提出の準備を行います。

このとき、受験手数料として「収入証紙」を郵便局やコンビニエンスストアで購入して支払います。

 

受験手数料は地域ごとに異なるので、受験予定の都道府県を確認してください。

 

受験申請書は、各都道府県の担当部署への持ち込みもしくは郵送で提出します。

 

書類の受付が正常に完了したら、受験票が郵便で届くので、試験当日に忘れずに持参して受験しましょう。

 

 

登録販売者の将来性

登録販売者の将来性

セルフメディケーションが国を挙げて進められており、人々に一般用医薬品を販売できる登録販売者の需要は今後も増加していくと考えられています。

 

セルフメディケーションの考えの広まりの影響などを受け、2017年に「セルフメディケーション税制」が導入されました。

これは、スイッチOTCを購入すると、その購入費用を確定申告することで所得控除が受けられるしくみです。

処方せんを介さなくても医薬品を購入できるようになり、お客さまの負担軽減にもつながることが期待されています。

これに伴い、一般用医薬品の市場規模もさらに拡大が予想されます。

登録販売者の需要も今後増加していくと考えられています。

 

登録販売者の将来性について詳しくはこちら

 

 

登録販売者を目指す人のよくあるQ&A

ここでは、登録販売者を目指す人によくあるQ&Aをまとめました。

参考にしてくださいね。

 

Q:登録販売者の資格取得に必要な条件は何ですか?

A.必要な条件はとくにありません。

2015年4月以前は、「大卒や高校卒業後1年経過」などの学歴、「4年以上の実務経験」などの条件が必要でした。

しかし、現在はそのような条件は廃止されているため、誰でも資格取得を目指せます。

代わりに、受験合格後の研修期間が設けられたため、学歴よりも登録販売者としての経験が重要視されるようになりました。

登録販売者の資格について詳しくはこちら

 

Q:登録販売者の資格試験の内容は?

A.厚生労働省が公表している「試験問題の作成に関する手引き」から出題されます。

試験内容は主に以下の5項目です。

・医薬品に共通する特性と基本的な知識
・人体の働きと医薬品
・主な医薬品とその作用
・薬事関係法規・制度
・医薬品の適正使用・安全対策

出典:厚生労働省「試験問題の作成に関する手引き

 

試験合格率は例年40~50%を推移しているため、十分な対策が必要です。

 

Q:登録販売者の資格は役に立ちますか?

A.働き方の選択肢が広がり、キャリアアップや転職に役立ちます。

 

登録販売者の資格を保有していることで、薬局やドラッグストアなど様々な場所で働くことができます。

職場によっては資格保有による手当がつくなど、キャリアや給料アップにつながる可能性もあるため、やる気がある人ほど上を目指せる資格といえるでしょう。

転職する際にも、資格を強みとしてアピールできるため、役立つといえます。

登録販売者の資格取得がおすすめの理由について詳しくはこちら

 

Q:登録販売者の仕事は将来性がありますか?

A.今後も需要が高まることが予想されます。

医療機関を受診する前に、身体の不調はまず自分で治すという「セルフメディケーション」の考えが広まっています。

そのため、一般用医薬品 を人々に販売できる登録販売者はより必要とされる存在になっているといえるでしょう。

また、現在は一般用医薬品の取扱事業者の増加やインターネット販売の増加も期待されており、登録販売者の活躍の場は広がりを見せています。

 

登録販売者の将来性について詳しくはこちら

 

Q:登録販売者の求人数は多いですか?

A.様々な雇用形態の求人が数多く出ています。

ハローワークの求人統計データによると、令和3年度の登録販売者の有効求人倍率は1.69となっています。

有効求人倍率とは雇用状況を示す指標ですが、この数値が1より大きいと人手不足を意味します。

これにより、登録販売者を求める企業や求人数は多いと考えられるため、活躍の場も多岐に渡るといえるでしょう。

 

 

登録販売者は、人々の健康をサポートする魅力的な資格

登録販売者は、条件なしに受験ができる公的な資格としてとても人気の高い職業です。

就職先もドラッグストアだけでなく、調剤薬局やコンビニエンスストアなど、様々な選択肢があるためライフスタイルに合った環境を選べるところも魅力的

 

資格を習得することで、手に職をつけ、専門的な仕事に就ける安心感が得られます。

さらに、多くの人に専門的な情報提供ができるので、社会貢献にもつながるでしょう。

登録販売者の資格は取って終わりではなく、そこから勉強と実践を積んで一人前へ成長していきます。

自己研鑽が好きな人や、キャリア思考の方にはとても向いている資格なので、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか?

 

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